以下デジタルスキー教本「40才からのスキー」一部転載です。
なぜビギナーにはまずウエッジスタンス(ボーゲン)を覚えて頂くのか?
それは足を広げることによってバランスをとりやすくする、それと、両足をハの字に開くことによって自然に内側のエッジを使っている、からです。
自然にと言うよりは自動的に、の方がいいでしょうか?
ハの字に両スキーを開くだけでビギナーは内側または外側のエッジのことを全然考えなくてもターンに必要な最小限のエッジコントロールはすでに出来ているからです。
しかしパラレルターンをマスターする上でもうひとつもふたつもレベルの高いエッジのコントロールが必要になってきます。
スキーというのは、片側のエッジからもうひとつの方のエッジに乗り換えないとターンをしてくれない、ものなのです。この世でエッジの切り替えなしに左右にターン出来る人類は一人もいないのです。
すみません、エッジの切り替えって何?
今乗っているエッジからもうひとつの反対側にあるエッジに乗り換える事をスキー用語でエッジの切り替え、と呼んでおります。
そしてこのエッジの切り替え方法、実は、、2通りしかございません。
1、スキーを外に動かしての切り替え、両足はバタバタと動きますが身体は動きません。
2、両方の膝を進行方向に(身体を進行方向&下に)動かしての切り替え、足は(スキーは)動きませんが身体は動きます。
「1」はシュテムターンの動き。
「2」の動きがパラレルターンには必要な動作。これが出来ないと左右のスキーのエッジを同時に切り替える事ができないのです。
両方の膝を動かす、、という動作は難しいしピンッとこないと思いますので最初はビデオにあるようにターンのはじめに身体を進行方向に動かして、という動きを意識するといいでしょう。
この動きを上体の先行動作と呼んでいます。次のセクションではこの先行動作をついてご説明しましょう。
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