ここでもう一度プルーク、いわゆる「ハの字」アメリカではウェッジと呼んでおります、のおさらいを、、
以下デジタルスキー教本「40才からのスキー」からの一部転載です。
プルーク=ウェッジスタンス
プルークとはスキーを「ハ」の字にするスタンスのこと。
ボーゲンとは「ターン」方向を変えること。
プルークボーゲンとは「スキーをハの字にしたままターン」。 どちらもドイツ語でございます。
しかしアメリカ人にドイツ語でスキーを教えても埒があかないので、、
ジミーはプルークボーゲンを「ウエッジターン」、プルークのように足を開く事を「ウエッジスタンス」と英語で説明しています。
ウエッジ、日本語でくさび 楔のように両スキーを置くから。
くさびがわからない5歳児にはピザ、そうピザのスライスのような形になるから。
ちなみにスキーを平行に揃えるのはフレンチフライ – ポテトフライと教えていますよ。さすがアメリカ食文化だな~とその昔感心したことを覚えております。
さて呼び名はどうでも、肝心のウエッジスタンス。
20数年前にスキーをちょっとでも習った方ならこれらのフレーズ聞き覚えが あるはず。
「膝をまげて」
「膝を入れて」
「手を前に出して」
「前傾姿勢!」
これは全部、間違っています(笑)、どうぞ一度お忘れください。
というよりこれら昔の教えのすべて逆にやるのが現代のボーゲン。
「膝を曲げずにまっすぐに伸ばす」
「手は前に出さずに腰の付近に」
「前傾ではなくてまっすぐに立つ」
ブーツとスキーの性能がとても良くなっているので、自分からなにかをやる、ということは必要なくなっているのです。
スキーの上に自然に乗るだけで良いボーゲンが出来ますよ。
ボーゲン、ハの字、ウエッジ。
ポイントは、 「スキーの先端を10cm弱離してそろえる」
そして大切なのは
「両膝をくっつけずに足を思い切り広げる」
この姿勢を保ったまま、ゆる~い斜面をまっすぐに滑ったり、止まったり。
足をガバチョと開けばスピードが落ちて、ちょっと小さめなピザにするとスルスルとスピードが出る。この感じが体感できれば「ウエッジスタンス」プルークはオーケーです。
次はウエッジスタンスを保ったまま、ターンをする「ウエッジターン」にチャレンジ。
「40才からのスキー」次はプルークをしたまま曲がる練習です。
スキーデジタル教本「40才からスキー」からの一部転載です。
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