断言出来る、、
オレが生まれてきて一番見ている絵画とは??
ピカソでも、モネでも、バスキアでもない、、それは、
スキー場マップ。
そのアメリカ・カナダの各有名スキー場マップ作画をライフワークとして長年続けているジェームス 二ユース氏 James Niehuesの画集が発表されました。
自分自身のクリスマスプレゼントとして速攻購入、、
2週間ほど待たされてから(最近のアメリカの宅配はスピードアップ著しく最近は3、4日で届くようになったのに比べると、、)郵便局に届いたその画集は、、
ずっしりと重い、、
ご自身でスキー場対面にある山に登って資料用の写真を撮ったり、
セスナをチャーターしての写真撮影、
グーグルアースも利用してのマップ作り、、
それら資料を基にスケッチから描いていく過程も紹介されていて、、
その過程一つひとつに唸らされるばかり。
ブリッケンリッジやベイルなど近所のスキー場は毎日見ているけど、
バ〜ンと目の前に広がる、
一目では全部を見ることが出来ないほど広大な山を、
3Dのモロ現世界を、
スキーヤーやスノーボーダーからの視点で分かりやすく理解しやすいように若干の変更を加えて、、
40cmほどほどの一枚の紙面上に表現する。
それにしてもオレが感嘆したのは、
これらのブリッケンリッジのマップ、、
ブリッケンリッジから正式な依頼が全くなかったのにも関わらず1995年に自分の好きで書き始めて、正式な依頼が来たのは2017年。
その時に1995年に描いておいた下書きをそのままブリッケンリッジに送って、他の候補者数名数社がいたのに関わらず、その下書きスケッチの素晴らしさで仕事を獲得した。という事。
お仕事の依頼がある、なしに関わらず、
自分の好きなことをコツコツと推し進めてチャンスが来た時に完璧に対応できるようにしておく、、
プロフェッショナル としての心構えをこのジェームスさんに教えていただきました。
画集はこちらで買えます。
The man behind the maps