一晩で22,000,000円

写真はskiracing.comさんからお借りしました。

二千二百万円、それもたった一晩で、、

何の事だと思いますか?

こちらの記事にもある通り、

https://www.skiracing.com/stories/annual-u-s-ski-team-fundraiser-nets-record-funding

あるお金持ちがベイルのお寿司屋さん(50席前後のそれほど大きなお店ではありません)を一晩借りきって行われたUSスキーチームの資金集めパーティーで一晩で集めた金額。

ミソは、、

アルペンスキーチームだけのために行われた、事。
このお金は他の種目サポートには使われない、、
アメリカからヨーロッパに遠征にチームを送り込むにはやはりお金がかかる、それはアメリカも日本も一緒。
アメリカのアルペンスキーチームも使い切れない程潤沢な資金があるわけではない、で 知恵を使っている。

そして特記すべきは?
個人が主導して行った、、
いわゆるお節介イベント、とも言えること。

ベイルに別荘を持っている、あるお金持ちカップルが
私たちがベイルのお寿司屋さんを一晩貸し切ってお寿司とお酒を振る舞うから、
そこにスキーチームを応援したい人や会社を招待したり、
もちろんスキーチームにセレクションされている選手にも、
「あなたたちの活動資金を集めるのだからあなたたちも来なさい、どうせベイルから車で20分のカッパーマウンテンに滞在してトレーニングしているのだから。」と出席を呼びかけ、
同時にカッパーマウンテン滞在中のUSスキーチームの大ボス、タイガー ショーさんにも来ていただいてスピーチを一発。

ここでも、
山・人・箱
の山に住む「人」が大切であることの確認になる。

前に同じような事書いたけど(竹内智香x東川町 スノーボードキッズ育成プロジェクト)アメリカではこのようなファンドレイジング 寄付金は支払わなければならない所得税から控除される。

分かりやすく言えば、

どうせ政府に税金持っていかれるくらいなら、
自分の興味あること、関心あること、応援したいことに直接お金を寄付できる、
そのようなシステムがアメリカでは整っているのです。

日本で言うとふるさと納税に近いかな。
でもふるさと納税って、パッと見ると食べ物と引き換えばかりで、、
支払わなければならない所得税から控除されるわけでもない。
(控除されるが控除額に限度がある、、)
食べ物を全面に前に打ち出してなんか卑しいというか、センス悪いっていうか、想像性が無いっていうか?
もし地域名産品がなければどうするのでしょうね〜?

ヨーロッパ諸国は同じような支援システムがあるのかな?
どなたかお詳しい方 教えて下さい。

ともかくも日本も早くこのような、
お金持ちがスマートにパーティーを主催してまとまったお金を気持ち良く寄付出来る環境になれば良いなぁ、と思います。
高級外車や外洋クルーザーを持つだけではなく、
こんなことをサラッとやるのが、本当のお金持ちの楽しみ、だと思うのだけど、、マァ貧乏人の僻みですけどね😂

ということは日本の税法から変えなくてはいけない、、
日本の議員さんや役人さんにアメリカのような個人の嗜好にあったプログラム支援を税金の代わりとして募る、
そんな発想があれば良いですけど、、

遠い目、、
になってしまうのはオレだけでしょうか?

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