日本 箱物強し

午前6時20分 月がとても綺麗でした。体育館からは見えない、、な。月は。

フト 思った。

日本人が強い、世界の舞台でも堂々と戦えているスポーツって?

水泳、野球、サッカー、卓球、ソフトボール、バドミントン、柔道、レスリング、スピードスケートにフィギュアスケート、ボルダリング、体操、スキージャンプにスノーボードハーフパイプ、、
(他に強い種目あったら教えて下さい)

これらのスポーツ、共通点、がある。

箱物。

いわゆる世界のどこの大会に参戦しても規格がハッキリと統一されているスポーツ 日本 強い。

水泳 プールの大きさ一緒。

野球 球場のサイズほぼ一緒。(外野の大きさ変わるけど内野のサイズ一緒。)

卓球、卓球台の広さ高さ 世界どこに行っても一緒、、等など。

そこで日本が弱い、アルペンスキーに目を移してみると、、

ゲート 旗門の間隔や数、標高差などは種目によって厳格に定められていますが、、

何しろそれ以外に、

一定しない斜度、

左右のねじれ、

雪質、雪の硬さ、

お天気、気温に湿度、、

規格外の要素 てんこ盛り、、

卓球や体操に比べて自分たちでコントロール出来ない要素がたくさん、、

一見同じターンに見えても(ダウンヒル種目は同じコースを試合前に数日トレーニングするけど)毎日違うコンディション、ターンになってしまう。

そうなるとトレーニングにしろ、試合にしろ、同じターンなぞ一ターンも無く、
どうしてもその場その場での応用性と言うか、適応力が求められていく。
応用力と適応力を得るにはやはり経験、いろんな斜面や雪質を滑らなくてはいけなく、、
ましてはスキーには雪が必要で、、
雪を求めて世界中を飛び回らなければいけない。
経験を積むには時間もお金もかかる、、
アルペンスキーはそんなスポーツなんだなぁ〜。

日本にも雪は冬に降るけど、それだけでは雪上トレーニングの量が足らなくて、
そして日本の雪だけを滑っていても世界で戦うレベルにまで強く上達するには難しい。

そこでもし?
アルペンスキーがどこどこの屋内スキー場の中で年間通して同じ旗門セット、雪質、お天気、だったら?

日本チーム 強い、と思う。

いろいろと定められた中で、ベストを目指す、と言うのは勤勉で研究熱心な日本人の得意分野。
どんな試合でもトップ16に常に2、3人入っているような、安定した強さを発揮する全日本アルペンスキーチームになっているんじゃないかな。

でも将来もっと地球温暖化や天候不順が進んで、すべてのアルペンスキー大会がドバイとかにある屋内スキー場になったらイヤだなぁ〜。

やっぱりスキー・スノーボードは広大な美しい自然の中で気持ち良く身体を動かして楽しみたい、ものですよね!

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