全日本スキー連盟チームとアメリカスキーチームの活動費の違い

↑↑先週末アメリカ コロラド州にあるカッパーマウンテンで行われたデューツアー (ワールドカップではない招待制の世界大会イベント)で優勝した戸塚選手とデューツアーの前に行われたスノーボード ハーフパイプ ワールドカップで優勝した平野流佳選手)↑↑

今シーズンのウィンタースポーツ ワールドカップも北米そしてヨーロッパと回り始め、各競技チームから素晴らしい成績が飛び込んでくるようになって、、

そこでアメリカのスキー・スノーボード (以下 USS)と全日本スキー連盟 (SAJ)のお金の事 ちょっと気になって調べてみたんだけど、、

マァ 単純比較で、、それと金額は全て「約」ですが、、

SAJ 年間予算 13.5億円。 (2021-22年度)

USS 年間予算 37億円。(2021年度)

USS 予算の80% 35億円が選手のサポートに。
そのうちエリートチーム、Aチームですな、の活動費に約20億円、地域活動費 約6億円、、と。

SAJの方はおそらく?経常費用の事業費13億7千万円が全体の活動費となると思うのだけど、USSのようにトップチームにいくら、地域活動にいくら、、という区別がされていないので収支予算書を見ても全く分からず、、
内部会計事情に詳しい方、どうぞ教えて下さい!

経常費用の事業費13億7千万円が全体の活動費と想定した上で、各種目チームにかける予算を全体の80%と考えると、、

約11億円。

35億円を選手のサポートに当てているUSSの1/3ですな、、

そしてその予算をアルペン、ノルディック、モーグル、フリースタイルそしてスノーボード等など、、
男子と女子にも振り分けなければならないし、
トップチームのみならずジュニアチームや育成チームにも、
国内大会などの大会サポートにも予算が必要で、、

ましては日本のスキー連盟は競技部の他に教育部や、はたまたパトロール関連も管轄しているのでそちらにも活動のための予算が必要だし、、
11億円というとても大きいとは言えないパイをもうみんなで薄〜く うす〜く切り分けて頂いている状態とも言える。

さて、オレはモロ部外者なので活動費をどの種目チームにどのように分配しているか?は全く分からない、、(SAJは、財務の健全性確保に関する計画を策定し公表すること、と謳っているけどここら辺は公表していない?)

さて、オレの好きな種目アルペンスキー。
現在大活躍中のスノーボード ハーフパイプやジャンプ、モーグルチームに比べて成績が出ていない、、

1ファンとしてアルペンスキーチームに是非強くなってもらいたい!アルペンスキー種目全てのトップ30番までに常に3〜5人入っているような層が厚いチーム、が理想だなぁ。

そこでオレなりにエリートSチームからA、Bチーム、ジュニア育成と国内での強化費も合わせ、日本よりも全然高い欧米の物価も考慮して年間予算を考えてみると、、

1年に最低4億円はかけないと他のナショナルチームと比較してもまともな活動はとてもキビシイ、、という結果に。この4億円、あくまでもアルペンスキーだけのための年間予算。

逆に4億円の予算があれば4〜8年で世界ランキング30位以内に常に2〜3選手がいるアルペンスキーチームが出来る、とも思う。

1年間で4億円、、
時給3,000円でアメリカでスキーを教えているオレにとっては想像も出来ない金額だけど、、ナショナルチームと言う国家を代表するスポーツチームとしてみればそんなに高い金額では無い、と思うな。プロ野球チーム(年俸だけでも20〜60億円、その他交通費等の経費)や、はたまたF1(年間160億円までと言う予算制限があるのもスゴいけど)みたいなモータースポーツに比べれば比較にならないくらいの超低予算で活動出来るスポーツチームだとも言えるのではないか?

柔道で選手活動費に13.5億円(全予算約12億円 全日本柔道連盟の収支予算書から)

水泳も選手サポート22億円(全予算約21億円 全日本水泳連盟の収支予算書から)

柔道も水泳も東京オリンピックで大活躍した種目。
これだけ選手の活動費、育成費のお金をかけることが出来れば世界の舞台でしっかりと戦える、という基準にもなる。

SAJ 事業費13億7千万円。
一見、柔道とほぼ同じほどの事業収益があるのだけど、スキー連盟はその名の下に12もの競技種目(プラス教育部もパトロールも)があって、競技スケジュールなどが別なのでそれぞれ男女の別チームで行動しなくてはならないし、、そして雪があってのスポーツなのでどうしても雪を求めて世界中を移動しなければならない、、トレーニングひとつするだけでも海外への渡航費と滞在費もズッシリと、、柔道や水泳は海外に出なくては行けないのは国際試合の時だけ、、
これははっきり言ってとてもキビシイ予算額と言わざるを得ないな、、

スイスの連盟スイススキーは年間予算を以前の26億スイスフランから60億スイスフラン(約74億円)に大幅に拡大して強いスイスを作ろうとしているし(そして今シーズンのワールドカップでの活躍ぶりにもそれがすでに反映されている)、
オーストリアの連盟予算は分からなかったけど(ドイツ語読めず、)おそらく50〜60億円?
知っている方どうぞ教えてください。

それにしてもSAJナショナルチーム、
先々週のフィンランドでのモーグル 、
ノルウェーでのノルディック複合、
アメリカコロラドでのスノーボードハーフパイプとスノーボードビックエア、
ドイツでのジャンプ、
ロシアでのアルペンスノーボード、
どの種目チームも十分な予算が無い中でしっかりとした成績を残しているのは本当に素晴らしい!と思います。

どれだけ全日本チームが低予算の中、世界各国を周りながら、いろんな種目で成績も残して頑張っているか!
(失礼な言い方になるけど)なんと費用対効果が高いチームなのだ!と浮き彫りになりますよね。

スキーやスノーボードのウィンタースポーツ1ファンとしてこれからの日本チームの活躍を応援していきたい!と思います!

そして選手サポートのためにもっと多くの活動費を!と願うばかりです。

アァ オレがスンゴイ金持ちで1000億円のファンドを低リスクで回して年3%のリターン、30億円をアルペンスキーチームのみならずそれぞれの種目チーム全てに使ってもらったらな〜、、なんて夢見ながら今日もアメリカの初心者方にボーゲンを教えているのです。

アメリカチーム USS の年間収支リポートはこちら

全日本スキー連盟の収支予算書はこちら

最後にスキー連盟と言う名称、もういい加減に「スキー スノーボード連盟」とか「スノースポーツ連盟」とかに変えた方が良いんじゃないの? ネェ?

日本のウィンターリゾートの皆さん ご準備ください!エピックパスとアイコンパス。

雪が降った翌日の土曜日のベイル。9:30には有料立体駐車場が満車になりお昼前のミッドベイルはこの賑わい。おそらくこの日だけで1万人以上の来場。

今2021~22シーズンのエピックパス販売数が発表されました。

その数 2,100,000枚、、

読み違えではありません、210万枚。

昨シーズンの販売数の79%増し、、
スンゲ〜な、、とただ途方に暮れるような数で、、

コロナ渦 屋内でジッとしていたのでその反動とか(その割にはまだコロナバンバン猛威を放っていた昨シーズンにも思い切りウィンターリゾートにお客さん来ていましたが)、
今シーズンは各エピックパス(日券も含めていろんなエピックパスの種類があります)の料金を20%下げてお買い求めやすくしたとか、

いろいろな要因がありますが、根底には今回のコロナの影響でアメリカ国民多くが野外でカラダを動かすアクティビティに以前より目を向けている、、と言う事に尽きる、と思うな。

この夏も今までより川に出る釣り人や、ハイキングを楽しむハイカーも、ズ〜ンと増えた。
オレの釣りのお客さんの一人がマウンテンバイクのメーカー社長なんだけど2022年モデルだけではなくてその次の2023年モデルも既に売り切れ状態、、なんだと。

話し ウィンターに戻してのエピックパス。

エピックパスには白馬バレーとルスツを5日間スキーづつ、計10日間日本で使える、と言うボーナス特典も付いている。

昨シーズンのアメリカのリゾートは例年より雪が降らなくて、そして今シーズンも(アラスカを除いては)まだしっかりとした降雪は無い、、

これはパウダー命のアメリカ人スキーヤー・スノーボーダーにとってはツラい、、とても。

そんな中SNSでいろいろと流れてくる日本でのパウダーショットやビデオ、、

もうアメリカ人みんなは日本にさえ行けば腰までのパウダーが毎日降っている、、と思いこんでいる雰囲気がパンパン感じられる、ほど。

イヤイヤ 確かに降るときはしっかりと降るけど毎日でもないんだよ、、
降ってもすぐに溶けてしまうときもあるし、強風でリフト動かせない日もあるし、、
と彼らの期待値をちょっと下げ方向に誘導するんだけども、、
もうこちらアメリカ側はニホンのパウダーしか夢見ていなく、、

コロナがはじまる前のお話し、、

エピックパスやアイコンパスの特典を使って日本まで滑りに行ったアメリカ人とお話しすると、、
「残念ながらパウダーは1日か2日しか当たらなかったけど、それでもまだ必ずニホンに行くよ!」
とそれはそれはみんな目をキラキラさせて良子ちゃんやオレに話してくれていた。

マァ基本的ポジティブなアメリカ人、
たとえお目当てのパウダーを存分に楽しめなかったとしても日本へのスキー・スノーボード旅行が楽しかったようで、、

パウダーがなくても、食べるもの全部美味しくて、温泉の良さにも開眼して、日本国に張り巡らしたインフラの充実度、ゴミが少なくてきれいにしている、接する日本人の優しさ、物価がアメリカと比べて安いのですべてにお得感を感じる等など、アメリカには無いニホン特有の雰囲気と文化にハマって 「また必ずニホンへ!」の発言になるようで。

そこで今シーズン210万枚売れたエピックパス。
(210万枚の全てにニホン特典が付いているわけでは無いのですがその数を割り引いても)
相当数のアメリカ人そしてオーストラリア人パスホルダーがコロナ鎖国を解禁した際に日本を訪れることは間違いない。

オマケにエピックパスの対抗馬でもあるアイコンパス。
アイコンパスはオーナーがそれぞれ違うリゾートが集合して運営しているので正確な販売数は公表しないのですが、やはり相当な数のアイコンパスが売れている。
オレがザッと予想するにその数 約120万枚。
もちろんアイコンパスもニセコユナイテッドで5日間使える特典付き。

エピックとアイコン、合わせて330万枚。

そのパスホルダーの1%が日本に行く、と考えても?
約33,000人のアメリカ人が日本に行く、事となり、、
33,000人がそれぞれ最低5日間滑ったとしても累計165,000人の入場者を見込むわけで、、

アメリカ人お一人様が日本まで滑りに来るとなれば約145億円相当の経済効果も見込める。(33,000人 × 4,000ドル と安めに見積もっても)

以上のお話しはあくまでもアメリカのエピックやアイコンパスを持っているアメリカ人だけに限ったことで、プラス中国、台湾、シンガポールなどのアジア各国から、そしてノルウェーやスェーデンの北欧のウィンタースポーツ愛好者たち、も加わると??

マジですごいことになる、なと先週土曜日のベイルの混雑を見て改めてそう思ったのです。


エピックパスのサイト 日本語 英語
アイコンパスのサイト 日本語 英語

オミクロン株 @コロラド州

オミクロン変異株関連の米国コロラドでの状況をお知らせいたします。

アメリカ入国に関しての米国政府の公式な発表としては、早くて来週からアメリカ到着前の新型コロナ検査を出発の24時間以内に短縮することと、すでにアフリカ南部諸国からの入国禁止措置が実施されていることです。

アメリカ到着後の隔離については、米国政府の発表はありませんので、現時点では不要のままです。

アメリカの専門家からは、海外渡航者の隔離をするよりも、アメリカ国民のワクチン接種をすすめるべき、という意見があり、18才以上へのワクチン3回目の接種奨励のニュースを耳にする機会が増えました。

ワクチン接種の促進に加え、アメリカ国内では公共交通機関でのマスク義務とワクチン非接種従業員の毎週の検査義務が発効し、自宅でのコロナ検査も無料でできることになりました。

スキー場では新変異株のニュースが出てからも営業は変わらず、また今後の予定には一切変更は出ておりません。

カッパーマウンテンではハーフパイプの造成も進行中で、来週からのワールドカップ、DewTourに向けて準備が進んでいます。日本のナショナルチームもカッパーマウンテン入りし、雪上練習が始まっています。

現地の学校、商店、空港からのシャトルバス便にも何も変更は出ておりません。

正直なところ、スキー場や現地での実際の生活については変異株報道後も何一つ変わっていない、というのが現状です。

こちらでは変異株についての話題は限定的で、年末年始に売り切れとなっているスキー場のホテルやコンドミニアムがキャンセルになっているようなこともありません。

なお、本日12月2日にコロラド州でもオミクロン株の感染が確認されました。12月3日に厚生労働省より、コロラド州からの帰国時は、3日間の政府指定ホテル待機、その後11日間の自宅待機要請となりました。

オミクロン変異株の重症化や死亡が現行のワクチンでどれだけ防げるかのデータが出るまでのこれから2週間程度は、はっきりしないことが多く、特にこれから渡航を予定されている方はご心配もあるとと思います。

ご質問やご不明な点がございましたら、お気軽にスキーアメリカ大森までご連絡ください。

日⇔米 旅行できるの?

2021年11月8日より日米間の往来に関する規制が変わりました。
アメリカには来れますよ〜!

日本からアメリカへ
 ☆ 事前の準備  
    公的なワクチン接種証明(2回目の接種より14日過ぎていること)  
    ご出発3日以内の新型コロナ検査陰性証明  
    パスポート  
    ESTA登録

 ◎ アメリカ到着時の新型コロナ検査はありません。またコロラド到着後の隔離は、自主隔離を含めありません。

アメリカから日本へ
 ☆ 事前の準備  
    帰国のフライト72時間以内の新型コロナ検査陰性証明

 ◎ 日本帰国後は10日間の自主隔離要請期間がありますが、日本での受入責任者が事前審査を申請し受理されていれば、自主隔離を3日間に短縮することができます。

詳しくは厚生労働省ウェブサイト
 ☟
https://www.mhlw.go.jp/…/bunya/0000121431_00318.html


スキーアメリカの新型コロナ関連まとめページ
 ☟
https://www.goskiamerica.com/covid19/News.html



このスナック菓子とパスタソースに共通することとは?

この写真のスナック菓子とパスタソースに共通することは何でしょう?


ヒントは、、、、

こちらの写真。


カルピスにはAsahi 、豆腐には House って書いてありますよね。


そう、これらの食品はすべてアメリカで売られている日本メーカーの商品なのです。

緑の豆のスナック菓子はカルビー、トマトソースはミツカンです。


少子高齢化が進む日本では、将来の内需の拡大は見込めないため、各社アメリカのみならず世界に進出しています。サントリーのジムビーン買収や、セブンイレブンの米ガソリンスタンドチェーン買収などは大きな話題になりましたね。

私の同級生にも、入社時は海外事業には興味なかったのに、時代の流れで海外担当になり世界中をとびまわっているサラリーマン達がいます。

そんな彼らもコロナ禍で出張自粛中。駐在員として各国に派遣されている本社社員さんたちも、日本への出張は見合わせざるを得ない状況。
日本ーアメリカの場合、アメリカに来るのには隔離はないのですが、日本帰国後の自宅待機要請がネックとなっています。


経団連が8月に「ワクチン接種者の日本帰国時の隔離免除」を提言しましたが、そこには「このままではマズイ」という経営トップの危機感が感じられます。

ミツカンのパスタソース、以前はうちの近所のスーパーの棚の数段分、各種取り揃えて並んでいたのですが、今週買いに行ったときは数種類しかなく棚1段分にも満たない売り場面積でした。

マーケティング、営業、物流、さまざまな要因があるでのしょう。日本から社員が行けないので現地スタッフに任せきりにせざるを得ないことや、日本からの出張ができないので顔を合わせた商談ができないことも理由かもしれません。

このままミツカンの米国事業が尻すぼみになってしまったら、、、? それは日本の本社の業績にも影響を及ぼすでしょう。企業業績の悪化は、従業員の賃金や政府の税収にも影響しますから、最終的には日本経済全体へもつながります。ただでさえ社会保障額が拡大している日本で、賃金や企業からの税収が減るということは、既に定年退職されている方にもその影響が波及するかもしれません。


海外市場や海外サプライチェーンと密接につながっている日本経済。
自分自身は海外には行かない、という日本人でも、その人の生活は国際的なモノや人の流れがあって成り立っているのです。


日本のワクチン接種率は8割達成も目前。遅れて始まったのにも関わらずアメリカの接種率をはるかに越えました。
鎖国していたオーストラリアではワクチン接種率の上昇を背景に入国や待機ルールの緩和が発表され、首相の発言ではワクチン接種済の自国民の自宅待機期間は日本より短い7日間になる見通し。
一方、残念ながら、日本では今後のロードマップすら提示されていません。


ワクチンだけではコロナは終わらないこともわかりましたが、今の日本の状況は、日本という国の力が低下する危機であるということだと私は感じています。

By Ryoko Omori

「北米一」の撮影スポット

「北米大陸で最も写真に取られる場所」

どこだと思います〜?

私は
グランドキャニオンの朝日? ニューヨークの自由の女神?

なんて思ったのですが、なんとそれは

アスペンの名峰マルーンベルズ、なんだそう。

この記事の頃は広葉樹アスペン(ヤマナラシ)の新緑がきれいな季節ですが、今はそのアスペンが黄や朱に色づいて鮮やかに美しい季節です。

こちらの朝日新聞トラベル

アスペン編(3)
https://www.asahi.com/and/article/20210811/407191906/2/


の記事で夏のアスペンの様子が写真いっぱいに紹介されています。


前後の

デンバー 地ビール天国編(1)https://www.asahi.com/and/article/20210713/406392036/

デンバー アート編(2)
https://www.asahi.com/and/article/20210723/406728136/


コロラドスプリングス編(4)
https://www.asahi.com/and/article/20210826/407772015/


も面白いので読んでみてくださいね!


冬のスキースノーボードとはまた違った、夏のコロラドの雰囲気をみてもらえたら嬉しいです。

アメリカ渡航に必要な新型コロナ検査

(2021年9月時点)

アメリカ渡航に必要な新型コロナ検査。

PCR検査だけでなく、【抗原検査】もOKだって知ってました?

抗原検査はPCR検査より安く、早く結果も出るので、日本政府が高校や大学にも配布している検査方法です。(内閣府のYoutubeによると数百円で買えて20分で結果が出るそうです)

「抗原検査キットは今後、日本の薬局でも販売が解禁される」という先週のニュースを聞いた方もいらっしゃることでしょう。



アメリカへ来るのに事前のPCR検査が高いなぁ、、と思っていたら、「抗原検査」も調べてみてくださいね。証明書作成が必要なので、さすがに数百円ではできないですが、私が調べた限りではPCR検査の半額以下でした。

それから、アメリカに来る場合の検査は、「出発前3日以内」に受ける必要があります。「72時間前」ではなく、「3日前」と柔軟な設定です。



証明書の形式については、航空会社が確認できるもの、となりますので、ご利用予定のエアラインにお問い合わせください。


ユナイテッド航空の場合
https://www.united.com/ual/ja/jp/fly/travel/notices.html?POS=JP


ユナイテッド航空 カスタマーサービス 
03-6732-5011 または -5022


アメリカ入国に際しての米国CDC規定の日本語訳はこちら
https://www.us.emb-japan.go.jp/j/announcement/cdc-negative-covid-air-passengers.pdf

2021年8月コロラドの新型コロナ事情

最近「アメリカって今、コロナはどんな感じなんですか?」と聞かれることが増えたので、近所のスーパーに行って動画を撮ってきました。

先週から学校も始まって、子どもたちはマスクを着けて週5日登校しています。デルタ株が広まっているという情報から、スーパーなど人が集まる屋内ではマスクをしている人もいます。

レストランもコロナ前と同じに開いていますし、もともと人口密度の低いこの地域での普段の生活では、今は新型コロナによる制約を感じることはありません。

夏休み期間中は、全米から避暑客が訪れていましたが、人口32000人のこの地域で、コロナ入院患者は8月中に16人、医療機関が逼迫している状況ではありません。

お隣のベイル地域では、今年1月から8月15日まで入院患者63人のうち、ワクチン未接種者は95%の60人というデータ*がでています。

パンデミックもワクチンも、日本より一歩先に経験しているアメリカから学べることがあるのではないでしょうか?

【お知らせ】
ブログは不定期投稿ですが、フェイスブックでは毎日投稿していますので見に来てくださいね〜
  ↓↓↓
https://www.facebook.com/goskiamerica

(注)*データ元* https://bit.ly/3zq1GZd

ファイザー製ワクチン 2回目接種しました

【ワクチン2回目 体験記】
新型コロナのファイザー製ワクチン2回目を打ってきました。

【まとめ】
* 翌日はダメ人間になるので、予定を入れないほうがいいです😅
* アメリカ🇺🇸では、ワクチン完了すると「おめでとう!」🎉

【詳細】
ファイザー製なので、前回の接種から3週間で2回目の接種となりました。
ちなみに、モデルナの場合は5週間開けるそうです。

1回目は、翌日のみ左腕の筋肉痛があっただけでしたが、さて今回は?


2回目も保健所主催のドライブスルー接種。
今、アメリカでは16歳以上なら誰でも接種できるので、保健所以外の病院、薬局などでも、予約なしでその場でで接種が受けられる手軽さになっています。食品スーパー内の薬局で受けると、そのままお買い物で使える割引券をもらえたり、若い世代の接種率アップにいろいろな工夫がされています。

接種前に、本人確認と簡単な問診で何人かと話すのですが、
毎回「おめでとう!Congratulations!!」と言われました。

ボランティアで働いている皆さんも笑顔で、とにかく明るくポジティブな雰囲気。

学校を卒業する時も、車や家を買うときも、子供が生まれても、Congratulations! おめでとう!って言われるのですが、それをワクチン完了でこんなに言ってもらえるとは全く想像していませんでした(笑)

接種は午前10時半、「あれ〜?本当に打った??」というくらい上手いのか、それとも浅いのか、痛みを感じないまま終了。
夕方になっても筋肉痛もないし、半信半疑でしたが、ようやく寝る前に、腕にちょっとだけ筋肉痛が来たので逆に安心する。

寝る前に体温を測ったら36.1 ℃
深夜1時、ふと目が覚めたので、体温を測ってみたら37.1℃
でも計らなかったら気づかなかっただろうな〜

朝、ちょっと寒気を感じたのでまた体温を測ってみたら、また37.1℃
身体の後ろ半分がこわばって痛い感じ、、、背中の筋肉痛があり、足の後ろ側をストレッチしても伸びない感じで硬い。

午前中は無気力・・・・ゴロゴロして過ごすも、横になっていても背中が痛いので、リビングのひだまりで日光浴温めながらストレッチすると楽になる気がする、、、

午後2時頃から「あれ?なんか楽になった?」気がしてきて、突然白玉だんごを作り始める(笑)炭水化物を食べたくなるのだろうか??

午後3時には気力も復活して近所へ買い物へ。背中の痛みもかなり軽減。

夕方にまた微熱と筋肉痛がもどってきたんだけど、お鍋で身体を温めたら楽になった。

寝る前にアセトアミノフェンの痛み止めを飲んで就寝。

翌朝にはスッキリ!熱も下がって、背中の痛みもゼロになりました。


毎年インフルエンザの予防接種はしていたのでこの10年以上高熱を出すような風邪は記憶になく、、、、そしてこの冬は特に手洗い&マスクのおかげで軽い風邪ですら無縁に過ごしていたおかげで、久々のインフル症状を体験、、、
そういえば、これが、倦怠感、ってやつだったんですね、、、この感覚、すっかり忘れていました。

接種後、2晩寝て、最後に残っているのが接種腕の脇の下の痛み。なんか、リンパ(?)なのかな??が、滞っている感じなんですよね〜 
マッサージとストレッチをしつつ様子を見ようと思います。

【私の場合】
翌日を乗り切って、2晩寝たら、目に見えるかのごとくスーッと抜けてスッキリ。
背中が痛い時は身体を温めると楽になったけど、思えば、もっと早くに痛み止めを飲んでも良かったのかも。

【地元の現状】
私が住む山岳リゾートエリアは、コロラド州内でも接種率がトップの地域で、完全接種率が57%、1回でも接種を受けた人は70%となっています。
(なお、来週から12〜15歳の接種が始まる予定なので、この接種率の数字は一時的に下がる見込みです)

10万人あたりの陽性者率はピークだった12月に比べて十分の一の48人。(それでも、ちょうど、今現在の東京と同じくらいなんですけど、、、)
感染者数が一時的に急増した3月末から比べると、約1ヶ月で90%近く減となっているので、徐々に規制緩和をしつつも感染者が減っていることは、ワクチンの効果だと思われます。

現在は、屋外でのマスク義務はなくなり、屋内での収容人数制限もこれまでの25%→50%からとうとう→100%になり、
例えば、娘の練習する町営スケートリンクでは予約制がなくなって誰でも建物内に入れるようになったり、受付窓口の透明アクリル板が撤去されたりしています。

今月末に予定されている、地元高校の卒業式も行われることになりました〜 

夏休みは、旅行のリバウンド需要とアウトドア活動の人気で、沢山の人が避暑に遊びに来ることが予想されています。
そういえば、昨夏は全米的に「キャンピングカー」の販売が伸びたそうで、購入者の半分以上が「初めて」の一台だったとか。。。

【追記】ワクチンのついてのQ&Aはこちらの日経ヘルスをごらんください
https://style.nikkei.com/art…/DGXMZO71369260W1A420C2000000

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO71406850X20C21A4000000

ドライブスルー方式のワクチン接種後15分は、この救急車が待機している駐車場で待ちます。この駐車場を出てもいい時間が窓に書かれています。