オミクロン株 @コロラド州

オミクロン変異株関連の米国コロラドでの状況をお知らせいたします。

アメリカ入国に関しての米国政府の公式な発表としては、早くて来週からアメリカ到着前の新型コロナ検査を出発の24時間以内に短縮することと、すでにアフリカ南部諸国からの入国禁止措置が実施されていることです。

アメリカ到着後の隔離については、米国政府の発表はありませんので、現時点では不要のままです。

アメリカの専門家からは、海外渡航者の隔離をするよりも、アメリカ国民のワクチン接種をすすめるべき、という意見があり、18才以上へのワクチン3回目の接種奨励のニュースを耳にする機会が増えました。

ワクチン接種の促進に加え、アメリカ国内では公共交通機関でのマスク義務とワクチン非接種従業員の毎週の検査義務が発効し、自宅でのコロナ検査も無料でできることになりました。

スキー場では新変異株のニュースが出てからも営業は変わらず、また今後の予定には一切変更は出ておりません。

カッパーマウンテンではハーフパイプの造成も進行中で、来週からのワールドカップ、DewTourに向けて準備が進んでいます。日本のナショナルチームもカッパーマウンテン入りし、雪上練習が始まっています。

現地の学校、商店、空港からのシャトルバス便にも何も変更は出ておりません。

正直なところ、スキー場や現地での実際の生活については変異株報道後も何一つ変わっていない、というのが現状です。

こちらでは変異株についての話題は限定的で、年末年始に売り切れとなっているスキー場のホテルやコンドミニアムがキャンセルになっているようなこともありません。

なお、本日12月2日にコロラド州でもオミクロン株の感染が確認されました。12月3日に厚生労働省より、コロラド州からの帰国時は、3日間の政府指定ホテル待機、その後11日間の自宅待機要請となりました。

オミクロン変異株の重症化や死亡が現行のワクチンでどれだけ防げるかのデータが出るまでのこれから2週間程度は、はっきりしないことが多く、特にこれから渡航を予定されている方はご心配もあるとと思います。

ご質問やご不明な点がございましたら、お気軽にスキーアメリカ大森までご連絡ください。

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