新しいタイプのホテルを見てきました。Gravity Haus グラビティハウス

今までワシントンDCのマンダリンなどの7件の高級ホテルを渡り歩いてきたホテルマンのアンディさんがグラビティハウスの立上げに参加、したことにまず驚かされたのです。

盛り上がっていますね〜

オレはハコを作ってもそこで働くヒトをど〜すんのよ？と思っちゃうんですけどね。金持ち相手のホテルは、それなりの人材が必要ですよ〜。

これから日本は観光に力を入れていくなら、スイスに既にあるようなホテル大学みたいなものを「国立」で作ってしまえば良いのに、、
時間がかかるようでも、結局人材を育て上げてあげていったほうがインバウンドゲストをもっと多く受け入れられる効率は良くなると思うな。
なにしろ、ハコの前にヒトだと思うのです。

日本人だけではなくていろんな国からの留学生も来るだろうし、
ホテル大学卒業生達は就職先に困らないと思うし、、
これからそんなに日本にホテルを作るのなら。

また、この話題にご興味がある方はこの方のブログも読んでみて下さいね。とても面白いですよ。

さてさて、ベイルリゾーツから、
「ブリッケンリッジに新しいコンセプトのホテル作ったから見に来て〜！」
とのお誘いに乗って先日行って来ました。

グラビティハウス Gravity Haus

新設では無くて1980年代初めにブリッケンリッジスキー場の麓に、6棟のホテルとコンドミニアムを一つのリゾートビレッジとして建設した内の1棟をデンバーを拠点とする投資家グループが買い取り、それを今風のテーマで改装、それをベイルリゾーツが運営する、というシステム。

ベイルリゾーツは既に数年前から自分たちでの不動産開発は止めて、その不動産オーナーさんに山岳リゾートにあった運営システムを提供することをやっています。ハードではなくてソフト提供と言ったら分かりやすいかな？

そこで今回の新しいコンセプトとは？

普段からアクティブでスポーツマインドを大切にしているアウトドア大好きな20〜40歳代のジェネレーションをメインターゲットに置いた。こと。

ホテルの方（オープンしたばかりで超忙しい、それも今晩は満室売切れ！という緊張感溢れる中、大切のお時間ありがとうございました。）からお話しを聞くと、、

自転車無料貸し出し、
ヨガやスピンクラスなど屋内アクティビティを随時提供、
ファイバーで引っ張ってきている高速インターネットアクセス、
日本風温泉、（まぁこれはやばめ、、）
愛犬と一緒に泊まれる、
各部屋にヨガマット常設、
焙煎装置もあるこだわりカフェ、
コワーキングオフィススペース併設、などなど、、

また3連泊以上すると、
バックカントリースキーガイドツアーを無料提供（！）、
ビーコンやシャベルなどのバックカントリーギア無料貸出、
スポーツマッサージ無料提供、、
6,000円追加料金でATギア（バックカントリーをスキンで上がっていくための特別なスキー、ブーツ、ストック、スキン）レンタル。

宿泊料金は？？
1泊お1人様当たり10,000円から15,000円に抑えられていて、、
ブリッケンリッジの街中、最寄りリフトまで徒歩2分という好ロケーションを考慮してもお得な価格付け、だと思いました。

写真を見ても分かるように、
配管むき出しの黒塗り天井、
削り出しのみの床、
質素だけど使いやすそうな家具類、、
華美なデコレーションは全くなし、
でもラップトップコンピューターや携帯を充電するための電源プラグはそこら中にある、と言うファンクション重視。

なんでも投資家グループのひとりの娘さんが怪我をして手術無事成功、さてこれからリハビリ頑張ろう！と言うときにリッツカールトンに泊まったらしいのだけど、高級ホテルは一見ラグジュアリーで良さげだけど、リハビリにはしっくり来なかった、、と言う経験からこのようなコンセプトホテルのアイデアが出たらしい。

リハビリになんでまたリッツに泊まるの？
とツッコミどころ満載なんだけど、、
マァアメリカのお金持ちの考え方はオレには想定外。

金曜日に視察に行ったのだけど、オープンは数日前、そして金曜日と土曜日は60部屋完売、、だそうで。

泊まっているお客さん層はこれまたベイルやアスペンの高級ホテルでは見かけないような若い方がほとんど。
デンバーでのアウトドア業界の展示会に来るような人達、と言えば想像しやすいかな？みんな携帯とラップトップコンピューターだけで世界のいろんな所に飛んでその場その場で仕事を進めていくようなバイタリティー溢れる人達。もちろんネクタイやスーツとは無縁。

年収億単位のお客さんをターゲットにする高級ホテルやコンドミニアムが多くのネタになっているけど、
このような “アクティブでスポーツマインドを持っている” 若めジェネレーションをターゲットにしたホテルも全然アリだと思いました。

ベイルリゾーツで運営管理しているグラビィティーハウス、ベイルリゾーツ正規代理店の当社でもご予約お受けしておりますので、ご興味のある方はどうぞご連絡ください。

でも、これを「Onsen 温泉」と呼んじゃダメッ絶対！
ジミーこのホテルは温泉もあるんだって！
と良子ちゃんに聞いていて、とっても期待していたんだけど、、
夏は写真左側の壁を全部上げて、下を流れるブルー川を見れるのですが、、
誰かアメリカ人に温泉の意味を教えて上げてください、、😭
オレはそこらへんの説明もう疲れているので、、

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