アメリカ モンタナ州ビッグホーン川 じみチャンネル90

いやいや、久々のブログ投稿ですな、、

アメリカ山岳部、モンタナ州やアイダホ州、ワイオミング州そしてコロラド州には鱒、トラウト達が沢山いる素晴らしい川が多くあります。

昔は良かった、、なんて言いたくはないけど、
1980年後半から1994年までは、所謂 バブル期ですね、それこそ多くの日本人フライフィッシャーマン、そして女性も、モンタナ州に毎夏来ていたんですよ〜。それこそ100〜150名くらいは?

マァ昨今の円安やコロナ事情、アメリカのインフレによる諸経費の爆発的な値上がり、、そしてここ30年ほど経済が足踏み状態の日本とのギャップを考えるとおいそれと気軽にモンタナまでロッドを振りに行こうか、、と考える方が多くはいない、ようで。

でも日本人フライフィッシャーマンにアメリカでの楽しいフライフィッシングを是非知って頂きたい!と常々思っております。

アメリカでは80年代に各地で始まったキャッチ&リリース策が功を奏し、
サカナが良く釣れるとその川にヒトが集まり、
ヒトが集まるとお金も集まる、、
と言うビジネスモデルが形成され、
そしてその資源であるサカナは保護すべきだ!
となおさらキャッチ&リリースが奨励され、サカナがもっと増えて、、ポジティブなスパイラル その後はもう↑↑(アゲアゲとお読みくださいませ)

しかし、そんなサカナ=ビジネス、は小さな地方自治体、町や村レベルのことで、、

例えばその上流にある60年前の1960年代に建設されたダムが壊れた、または壊れそう、となると??
サカナがどうのこうのというレベルより下流に住む人々の生活が当然重要視されるわけで、、
そうなると地方より連邦政府の政策が優先され修理に取り掛かる、、当たり前なんですけど。

ダムを修復するために貯水湖の水を抜き、下流は大増水、、
その次のシーズンは雪少なくて水量少しの減水、、
その次のシーズンは直したと思ったダムが調子悪くてのまた大増水、、

そんなことを4,5回繰り返すと??

サカナ減ります、、

その実例がビッグホーン川。

20数年前はアメリカ西部を代表する素晴らしいトラウト ウォーターとして賑わっていた。
(その頃の様子を伺うことが出来るオレが2004年に作ったビデオはこちら

3年前の2019年の秋、水量も落ち着いてサカナも戻ってきた、と聞いたビッグホーン、オレ一人で釣って見た、、
(そのビデオはこちら
なんたって良子ちゃんが(結婚前に)初めてフライフィッシングなるものをやってみて最初に釣り上げたのが48cmブラウン、、と言うほどの実力のある川だった。

結果、全然ダメ、、

そして今シーズン2022年、ビッグホーンに行ったお客さんやガイド連中からの情報によると、なんでも釣りは良くなっているらしい、、

ヨシ、それなら3年振りにまた行ってみよう!と今回はメイ吉のイエローストーンでの夏キャンプに合わせてファミリーみんなで。

今回は3日間釣って見ました。
1番の印象はサカナは確かに増えているけど虫がまだまだ少ない、、
この時期にハッチするはずのベイティスやペールモーニングダンそしてカディスが少ない、少なすぎる、、

コロラドの地元を流れる川のいくつかはサカナが少なくなってしまって地元アングラーやショップ、釣りクラブから相談を受ける事があるんだけど、この数年はサカナよりもその川に生息する虫、そしてその量、に注目するようになった。

考えるに、レインボーやブラウンなどのトラウト達はなかなかにタフ、だと思う。多少の環境変化にも対応してサバイブしている。
しかし同じエコシステムに生息する小さな小さな虫たちは環境の変化に弱い、サカナよりも弱い、、
サカナたちのゴハンになる水生昆虫がいなければ、そりゃサカナも増えないし大きくもならないよな。

目をこらして水面を見なければ見えない小さな虫たちを守って、増やしていくためには?

そんなことを考えながら毎日川に出ています。
いやなに、簡単に大きなサカナを釣り上げたい、、単純な動機なんですけどね😆

(最近全くやっていないじみチャンネルも90回を迎えていて自分でもびっくりポン!なのです。)

ベイルリゾーツ 予約キャンセル方法 じみチャンネル90

これまでベイルやウィスラーブラッコムなどのベイルリゾーツのリゾートをすべるために事前予約の入れ方をご紹介させていただきました。

ネット上を右往左往して、、(慣れたらなんてことないんだけど、、慣れるまでは面倒なのは確か。)無事にすべりたい日に予約を入れて、、

でもその日をキャンセルしなくてはいけない、、
なんて日が出て来ると思います。

やれやれ、、やっと入れた予約をキャンセルしなくてはいけない、、
予約をしたにも関わらず実際に使わない、、
ということを繰り返していると? なんでもベイルリゾーツから目を付けられてどうのこうの、、というウワサも耳にする、、が、その真意のほどは??

キャンセル方法、オレ自身、やり方が最初は分からなかったので簡単にビデオにしました。
よろしければどうぞご参考ください。

ベイルリゾーツ 予約システム使ってみた。じみチャンネル89

ご近所の新しい家族のチャーリーちゃんは今回のじみチャンネルとは全く関係ございません。

11月6日にキーストーンがオープンしてから早2週間が過ぎ、、
今2020-21シーズンからベイルリゾーツが取り入れている予約システムも(やっと、、)理解できるようになり、、

つまりは、、まず、
シーズン中は7回優先予約 Priority reservation を入れることが出来て、
優先予約を使い終わった後は毎週水曜日に予約が始まる翌週予約 week-of reservationで、
予約してくださいね。と言うこと。

これをディズニーに当てはめると、ファストパスはシーズン中7回使えて、それ以降は悪いけど列にならんで翌週の予約を入れてね、、と。

オレたちファミリーのようなローカルは当然シーズン7回しか使えないファストパスは既に使い切っており、、これからは毎週水曜日には優先予約を使えなかった日のために予約を入れて行かなければならない、、

水曜日は決戦日!だな、これは。

と、初めて昨日オレ1人で翌週予約を入れて見た様子をじみチャンネルにアップしました。

水曜日の午後1時、、今回はもうオープンしているキーストーンやブリッケンリッジに加え、ウィスラーブラッコムやパークシティ、ヘブンリーなどの有名リゾートもオープンされ、計32のリゾートで滑ろう!と思っている方々(オレ推定15万人)がみ〜んな午後1時にアクセスしてシステムがパンクするかな?と思いきや?
パンクすることはなく、25分オンライン上で待たされて無事来週4日のベイル予約を取ることが出来た。

予約システム自体はとても良く出来ていると思います。
「あなたの前に0000人いて、待ち時間が00分」などの待ち状況を逐一教えてくれるのは精神衛生上よろしい。一回、本予約サイトに入れれば手続きはとても簡単。

午後1時に予約スタート、午後4時過ぎにまだ混んでいるかな?とチェックすると待ち時間「0」で本予約サイトにアクセス出来て、ベイル、キーストーン、ブリッケンリッジ、ウィスラーブラッコムの各リゾートは予約O.K. でした。(午後6時にはブリッケンリッジが金曜と土曜日 売り切れていましたが、、)

ファストパスのような7回使える優先予約は37のどのリゾートも年末年始や連休時も含めまだ予約可能で、それはそれで大安心。

しかし毎週水曜日に翌週予約の手続きをしなくてならない、、
予約開始から1~3時間は待たされて、アァ来週好きな日に予約が入らなかったらど〜しよう、、と不安にはなります、、確かに。
でもこんなご時世、仕方ないですよね、、
ウィンターリゾートを開けてくれて、そこを気持ちよく滑れるだけでも感謝しなければいけない、、と自分に言い聞かせいるのです。

アメリカのスキー場 新型コロナ対策 @ キーストーン じみチャンネル88

↑↑今回のじみチャンネルは特に日本でのウィンターリゾート同業者の方々に見て頂きたい、のです。↑↑

昨日11月6日金曜日にオープンしたキーストーンに良子ちゃんと行って来ました。

初滑り!ということもあるんだけど、この新コロナ、特に最近のアメリカ国内での感染者数ヤバい、、の中、どのような対策をして営業しているのか?それを見たくてイソイソと、、

11月6日までの累計、、「サミット」がオレたちが住んでいる郡です。

過去24時間での新規感染者は16人、、累計874人、亡くなった方4人、そのうちコロナだけで亡くなった方は2人。それから幸い5月からなくなった方はいないのですか、、

新規感染者が16人?それほどひどくはないね、、いえいえ、ここはたかだか人口3.5万人の郡(日本で言うと市)、これを10万人あたり何人?と計算すると、、45人前後!ここは確かに多くのゲストが上がってくる山のリゾート地だけど大都会ではない、、それでも東京よりも高い感染者がいる、というのが現実であり、、

ちなみに東京は10万人あたり9.6人、、日本人 新型コロナに効く免疫を既に持っているんじゃないの?と思ってもおかしくない超低感染率。

コロラド州全体を見ても最近の感染者数増加は目につき、州の衛生管理局もピリピリしてきている。

そんな状況の中でのスキー場オープン。ウィンターリゾート側としてはやはり沢山のお客様に来て頂きたい、しかし州政府としてはこれ以上の感染者数増加をなんとかスローペースにしたい、、、。

ベイルリゾーツはオープンに先駆けて、このような新型コロナ対策をします!、というプランを提出し、そのプランを州と郡政府が吟味、数度のミーティングを経て、昨日のオープンにこぎつけた感がありますな。

実際、キーストーンを滑り、山のカフェテリアで休憩したり(たった2本しかすべっていないですけどね)して、新型コロナ対策を見させて頂いたのですがその感想は?

マァ ここまでよく準備したな〜、、

というもの。山に上がるための事前予約制(予約方法はこちらをご覧下さい)山腹にあるレストランでの予約システム、ゴンドラやリフトに乗る際の考慮等など、とても良く考えられていて感心させられました。

(いいですか?これはあくまでもオレの個人的な考えですよ!)今回の新型コロナは厄介なインフルエンザの一種、それもたちの悪い、だと思っているオレから見ると、マァここまで頑張らなくてもいいんじゃないの?と思ってしまうのです。

今回のキーストーンでの対策を見るとこれから37のリゾートを所用するベイルリゾーツがどのようにして冬季の営業していくのか?のみならずその他多くのアメリカとカナダの各スキー場がどのように対策をしていくのかのイメージが分かったような気がしました。

晩秋のコロラドを釣る @ イーグルリバー。じみチャンネル87

↑↑じみチャンネルはフライフィッシングにご興味がある方のみご覧くださいませ。ダラダラと長い(11分)ビデオなので、、でも、もしアメリカの川で我々現地アングラーがどのような英語でどんなことを話しているか? そんな生の英語にご興味があるなら是非ご覧くださいね。↑↑

大統領選挙で盛り上がっているアメリカ。今回は共和党 民主党のどちらが勝っても僅差スレスレなのでオレもとても興味深く見ているのですが、、決着がつくまでお互いをグチャグチャと罵る大人げ無い行為で、、全く以て見苦しい、、

オレはアメリカは多様性のある素晴らしい国だと常日頃思っていますが、それに見合った品格のあるリーダーが出て来ないのにはホトホト呆れます。

それにしても70,80才のお祖父さん達の元気な事!それだけには感心しますね。自分が80になったときに大統領選とか出るか? いやいや、そんなバカげた事に残された命を使うわけにはいかない、、と思ってしまうのはオレだけかな?

さて、2週間前に気温がグッと下がり、雪も30cm前後降ったコロラドですが、それからまた急に暖かくなり、今日なんて日中気温がプラス10℃。そんなポカポカお天気が1週間ほど続いています。こんなにお天気が良いとやっぱり釣りにでも行こうか、、と言う雰囲気になって、、ガイド仲間のマット君と一緒にベイルからクルマで15分ほどのイーグルリバーに行ってきました。

実際、このイーグルリバーの水を使ってベイルとビーバークリークでは人工雪を作っているのです。

今回のじみチャンネルはマット君とオレの会話をキャプションで載せてみました。釣りシーズン中はアメリカ人ゲスト様をフライフィッシングにお連れする釣りガイド業をやっておりますが、ビデオのように釣りを中心にした英会話を一日中、そう8時間ほどミッチリと、、ハッキリ言って釣り関連とスキーレッスンの会話はもう英語の方が楽。つくづく釣りとかスキーとかの単純なトピックをベースとしたお仕事で良かったな〜 と現場で毎日思っています。これが今回の大統領選とか、共和党や民主党のポリシーの相違等を丁寧に解説するようなお仕事だったら??

英語が嫌いになっていた、と思う、、きっと、、。

来週からはまた気温が下がり雪も降る、予報なのでその前にもう1回 釣りに行こうかな? と、接戦の投票結果を横目に呑気な事を考えております。

アッ 大統領選のオレの予想は、、トランプの共和党が勝つ。と思っていたのだけど、、民主党頑張っていますね。この調子だとバイデン率いる民主党が1選挙人差で勝ちそう。でも、これ、これから揉めるよ〜、ため息。

じみのミステリーツアー。宇宙人はここに来ていた?アメリカユタ州恐竜国定公園 じみチャンネル86

いい歳して、、こんなに一生懸命に言っているとメイ吉に蹴られるだけど、、オレは、

宇宙人 いる。と思っている。絶対に、、

先週、ユタ州とコロラド州にまたがる恐竜国定公園に遊びに行ったのだけど (我が家が釣りもスキーもしないただの観光旅行に出るのはとても稀)、恐竜の化石をタップリと見せて頂いて、国定公園のパンフレットを見ると?

1,000年前の原住民が描いた壁画が見れる、、とある。時間もあるしクルマで簡単にアクセス出来るらしい、、どれどれ?と最初に見た壁画が、、

オォこれは宇宙人そのものじゃないですか⁉

途端にオレのミステリー スイッチが入って、あっという間にフレモント原住民達が宇宙人と会っている、それもこの場で!と妄想。恐竜もスゴいがこの宇宙人のスケッチもスゴい!

じみチャンネルを見て頂くとその壁画の特異性がお分かり頂けると思うが、、ど〜見たってこれただの人間に見えないよ、これは。

岩場にコツコツカツカツと石を当てつけ彫ったと思われるそれぞれの画。でもここまで綺麗な直線、曲線を彫っていくのは至難の技、、

数年前に訪れたコロラド州にあるメサベルデ国定公園の遺跡、そこに原住民達が住んでいた、、ほら彼らが残した穀物ゴミとかも保存されているし、生活していた痕跡がしっかりとあるから、、と言われても崖っぷちの超不便な所にわざわざヒトは住まないぜ、、いくら外敵から隠れなくてはいけない事情があったかも?と公園のレンジャーに言われてもオレは納得しなかった。

今回の壁画もめちゃ高い所にリザード トカゲが描かれたりしていて、、もうこれは1〜3人乗りの動くプラットフォーム 足場がホバークラフトのように空を移動していて、原住民さんたちはそれに乗って崖にある各居住先に移動していた、または壁画を彫るのに使っていたのではないか?というオレの仮説を更に確固たるものにした、、のです。

恐竜は実際にいた!だけど本当にいたの?はい、これだけの化石がここで見つかっていますから、、と言われるとやっぱり恐竜はいたんだなぁ〜と。

それなら宇宙人はいたの? はい、この岩に掘られた沢山の絵を見てくださいな、、とやられるともう何も言えない。

良子ちゃん曰く、ジミーさん こんなミステリー大好きなんだから、もうジミーのミステリーツアーやれば?だってさ、、いえいえ、こう言うものは、一見ヒトが住めないような荒れ地で独り ズブズブと妄想世界に入っていくのが堪らない、サイコ〜な時間つぶし なのです。

恐竜国定公園 ユタ州 Dinosaur National Monument

明後日には20〜30㎝の積雪予報か出ているコロラド、、

「その前にどこか旅行に行きた〜い!メイ吉の秋休みで4連休にもなるし、、」

との良子さまからのリクエストで前々から興味があったユタ州とコロラド州にまたがる恐竜国定公園 Dinosaur National Monument へ!

ここなら家からクルマで5時間かからないし、いつも立ち寄ろうとしても釣りが忙しくて時間切れ、、それよりも夏場のユタ州の高地砂漠は超暑くてヒトが到底生息出来る気温ではないので、、

詳しくはじみチャンネルをご覧頂くとして、、ここの感想は?

最高!

話しでは恐竜の化石の発掘場所を直に見れる、、と聞いていて、自分なりにそれなりの想像はしていたけど、、

想像以上!の迫力だった、、

今までデンバーやニューヨークの博物館で化石の標本は見たことがあるけど、、実際の発掘場所をそのまま保存展示している、いわゆる現場で見る、そして触ることが出来るインパクトに感動しました。なんたって1億5,000年前の恐竜の化石ですから!

地球が生まれて24時間として我々人間が現れたのはラスト1分ほど、、らしい、、

地球は我々人間が現れる前にこんな様々な恐竜たちが闊歩していた時期もあって、それもヒトよりも長〜い期間に渡って!、、そんなことを考えると最近のウイルス騒ぎや世間のニュースなんてとても些細な事に思われ、、こんな素晴らしい星 地球で釣りだ〜!スキーだ〜!キャンプだ〜!と楽しい思いを毎日させていただいている事に改めて感謝した、そんな一日だったのです。

マディソンリバー $3ブリッジアクセス じみチャンネル84

↑じみチャンネルも見てくださいね↑

アメリカはコロラドに住んで35年、、俳優さんや大金持ちが大統領になったり、一般人でも銃を保有出来たり、、と傍目で見てもどうしても これはオカシイでしょう?と思わされる事が多々ある変な国 アメリカなのですが、、時々 ウ〜ン と感心しざるを得ないアメリカの良い面も見ることがあります。

「国立公園」と言う定義を造り上げて国土の一部を認定した、世界で1番最初の国でもある事。それも1872年に、、そして今現在もアメリカ連邦政府がそれを継続保有している。約150年前って日本では、横浜で初めてガス灯が点って、新橋から横浜まで汽車が走った時期、、だってさ。(このサイトを参照させて頂きました)

国立公園のお話しからかなり離れてしまうかもしれないが、今回のトピックは「釣り人達が川のアクセスを守った」です。

アメリカでは水はみんなのもの、と言う原則があります。その水をどれだけ使っていいか?と言うウォーター ライト Water right 水権は連邦政府や各州、各地方自治体によって詳細厳密に決められていますが、オレたち釣り人が気になるのは水面、川面、ですな。

水面は誰のものでは無くてボート等の浮いているものに乗っていればそこは立ち入りO.K.。しかし川に行くまでの土地がプライベート、いわゆる私有地の場合は所有権を持っているオーナー 持ち主からの許可を貰わないとアクセス 立ち入る事が出来ない、のです。

そこでじみチャンネルでも紹介した、もう少しのところでマディソン川へのアクセスが無くなってしまう、危機的な話しがあったのにも関わらず釣り人たちが立ち上がって、そのアクセスを未来永劫 一般人のために開けることに成功した、と言うお話し。

その寄付金集め、寄付された金額にマッチ 同金額を寄付した大金持ちさん、釣り人同士会→モンタナ州動物局→連邦政府そして連邦政府がモンタナ州に管理を委託している、等の公私団体が連携プレイを上手く取った事、、それを全てこのブログに書き上げる気力はないので興味ある方はオレを川で捕まえてね。

最後に、、2002年に2億円で買ったこのキャンドルスティック牧場、数年前にこの牧場含んでのもっと広範囲にある数件の牧場もまとめて買い上げた大金持ちがいて、彼が支払った金額は14ビリオンドル ざっと1兆5000億円、、

じみチャンネルに出てくる小さなトラウト達は1兆5,000億円のおかげで釣れている、ようなもので、、それはそれでとても貴重なおサカナさんたち と言うことになりますな。

マディソンリバー モンタナ州 じみチャンネル83

↑↑じみチャンネル83 見てね〜!↑↑

わざわざフリスコから10時間もかけて運転してきたのに期待していたビッグホーンリバーでの釣りが超低調だったので、、

これはこのまま家に帰れないな、、幸い仕事もないし、良子ちゃんがメイ吉と家をしっかり見てくれているし、、それならもうちょっと北西に進んでマディソンリバーに行こう!と、、

はじめはビッグホーンとマディソンの途中にあるリビングストンのスプリングクリークを釣ろうかな?と思ったのですが、この週末ちょうど寒気が通る天気予報で強風と雪が来る との事。寒波が通るその日にスプリングクリークはさすがに無いな、、それなら天気が悪くなる前にマディソンに入って1〜2日はオーちゃん(キャンパー)に隠ってフライでも巻いて寒波をゆっくりとやり過ごそうと、、

雪の天気予報でビビった、、のですが思ったより寒波と風はそれほど厳しくなくて昨日は丸一日、今日は午前中いっぱい、予期していなかった釣りが楽しめました。明日からはまた穏やかな10月のお天気に戻るようです。

そして10月のマディソンリバー、、ハッチもライズもないのでドライを投げても反応が無いのですが、ちょっと それこそ40センチのドロッパーをドライの下に流してあげるとしっかりと反応してくれて、、ビッグホーンから7時間も(ランチをゆっくり食べたり買い出しに1時間以上かけなければ5時間ですが、、)かけて運転してきた甲斐があった!というもので、、

残念ながら期待していたベイティスのハッチは薄くてライズも無いのですが、、それでもおサカナさんたちはいるところにはちゃんといて、、良い釣りを楽しめています。

コロラドでガイドしているとお客さんから必ず聞かれる質問の一つが、ジミーはどこの川が西部で1番好き?

答えはいつもモンタナ州のマディソンリバーだよ!と、、このマディソン 実力ありますな、やっぱり。

後1,2日はマディソン、その後は南に降りて久々のヘンリーズフォークでライズしているおサカナを見つけようかな?と思っています。

と、いうことでメイ吉と良子ちゃん、オレはもうちょっとフラフラしているね、ごめんね、、

ケリー ギャロップさんのギャロップ スライドイン。モンタナ広し、と言えでもこれだけ充実したショップはなかなか無い!もちろんガイドサービスもロッジも提供しているのでマディソンリバーを楽しみたい!と言う方にイチ押しでお薦めします!

ビッグホーンリバー モンタナ じみチャンネル82

↑↑じみチャンネル 見てね!

今シーズンの釣りガイド仕事を怪我も病気も無く、スケジュール通りに無事終えて、、一日置いて、早速 キャンパーのオーちゃんに泊まりながらの釣り遠征に出かけました。

当然 良子ちゃんもメイ吉も誘ったのですが、、メイ吉は学校に行きたがるし、益々最近ハマっているフィギュアスケートの練習が週6日あるので、、ダディー 一人でいっておいでよ、、アッサリと。そうなると良子ちゃんもフリスコに居なければならなく、、

当初は南のニューメキシコ州はサンワンに行こう、と思っていたのですが、、コロナ対策で州外からの釣り人をニューメキシコ州は受け入れていない、、オレたちがいるコロラド州はバンバン州外からの観光客を受け入れて川も山もお客さんで大賑わいだと言うのに、、ましてオレたちガイドは毎日 州外からのお客さん達を川でガイドしながらもコロナにはかからなかったのに、、サンワンのガイドさんはビジネスが無くなってしまって大変だろうな、、

サンワンがダメなので、それならば北だな、、、とアタマに浮かんだのがモンタナ州のビッグホーンリバー!

ここ10年のビッグホーンは何しろ言い噂を聞かなかった、、やれダムが壊れてその補修工事のためにトラウトには熱すぎる水温の貯水湖の水を大量に流した、、やれ冬に雪が降らなかったから貯水湖からの放水がメチャ少なく渇水状態になっている、、とか、、原住ネイティブアメリカン達が白人の釣りビジネスに嫉妬して釣具店に放火した、、とか、、

これら諸々の事情で1.6キロ(1マイル)流域に5,000匹以上はいたマス達がわずか800匹となってしまった、

でも?昨シーズンくらいからビッグホーンに行ったお客さん達からちょっとは釣れはじめたよ、、とか、今シーズンはビッグホーンに行ったけどそれなりに釣れたよ〜と嬉しい声を聞き、、ヨシ!それならばオレが直接行ってみて確かめて見ようじゃないか!と思ったのです。

結果から言うと、、

全然良くなかった、、なんかおサカナさんたちが沢山いる雰囲気が無かった、、サカナが最初からいないのか?たまたま釣った3日間がスローだったのか?それは分からない、、でも手応えが無かった、と言うのがホントのところ。

ガイドボートはそれなりに出ていて、ポチポチとガイドボートは釣れているけどどれも15〜20センチ前後の2歳児ばかり。

ここに居なければ絶対におかしい!と言うポイントで粘りに粘ると40センチ以上の良型が釣れくれたけど、、

朝一番にトライコの良いハッチがあって30分後にはトライコのスペンドがビッシリと流れ漂う、、オォここならライズするおサカナが10匹は見れるだろうな、、と言う美味しいスポットでライズ「0」、、

それを見たときに、アァまだまだ往年のビッグホーンには戻っていないな、と確信しましたな、、

幸い1980〜2000年代の素晴らしいコンディションのビッグホーンは体験しているので、現在の状態からどのように変わっていくのか?それを見ていくのがまた楽しみのひとつになりました。

昔は良かった〜 なんてジジイ臭い事は言いたくはないけど、、良かったらこのビデオを見てください。2004年のビッグホーンの様子です。まだ小さかったときのイヌのZen-禅や若いときのヒトの良子ちゃんが見れますよ〜!