スキーの先落とし じみチャンネル50

パラレルターンを通して基本的なスキーの操作方法を紹介してきました。

今回はその基本動作関連の最終章として、「スキーの先落とし」をご説明します。

デジタルスキー教本「40才からのスキー」では動画だけで詳しい説明はしていなかったのですが、、
先落としについてはビギナーからエキスパート、そしてアルペンレーサーからフリースタイラーのジャンルやレベル関係なくこの地球上でスキーを楽しむ全てのスキーヤーに紹介したい!と思っているのです。

そう、地球にいる我々はみんな地球の重量と共に生活しています。よって重量を無視して生きることは出来ない、、

スキーも然り、、
動画を見ていただくとお分かりになると思いますが、斜面に置いたスキーは動き出すと「自然」に下を向くのです。
これは重量とスキーの形状のため。

雪の上でターンをするスキーヤーがこの自然の力を使わない手はない。

なにしろ な〜にもしなくてもスキーが下を向いてくれるのだから、自分から力を使わなくても楽にターンが出来る。昔のような体力が全く無くなっているオレにはこれはほんとに助かる。

そしてアルペンレーサーにとっても先落としの原理を理解しておくことはスピードアップのためにも大切。
なぜならば、重量でのみスキーヤーはスピードを出す事が出来ないから。

Go with the gravity.
重量と共に行け。
そう、スキーヤーにとって重量はお友達なのです。


スキーデジタル教本「40才からスキー」からの一部転載です。

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雪が来る前に釣り じみチャンネル49

なんでも来週からお天気が乱れる、と言うことなので、、その前にまたファミリーみんなで川へ。

外出規制が出ているコロラド州、ですがスーパーマーケット、ガソリンスタンドは普通に開いているし生活には全く不便はない。不便がある、と強いて言えばスキー場が全て閉鎖されているので、春の良い雪が降ってもそれを楽しむ事が出来ないくらいかな?

普段は政府からのお達しの通りに家でジッとしているのですが、、そんな日も5〜6日続くと?

気温もプラス10℃以上に暖まり、風強し ながらも快晴。これは川に出るしかない。

友人の牧場に冬季 預かってもらっているボートをピックアップしながらコロラド川でボートも流して、、

最高の釣りシーズンイン なのです。

回しこみ じみチャンネル48

いつもより2分とちょっと長めのビデオです。

回しこみ?

実はスキーの上手い方は意識している、していないに関わらず両足をターンの弧に合わせて常に動かしているのです。

デジタルスキー教本「40才からのスキー」では基本的なパラレルターンをマスターするための効果的な練習方法の一つとして紹介されています。

基本的なパラレルターンが出来るようになると、ショートターン、パウダー深雪やコブ斜面にもチャレンジしていきます。その時にただスキーに乗っているだけでは難しいシチュエーションに対応出来ない事もよくあります。

よって、スキーの回しこみも基本的なトレーニングの一つとして練習しておく事をおすすめします。

5th wheel RV ヒッチ じみチャンネル47

RVって?Recreational Vehicle。
日本でいういわゆるキャンピングカー。

では?5th Wheel とは?
この単語を知っている人は相当なキャンピングカー通!ですな。

フィフス ウイールとはキャンピングカーのスタイルのひとつ。
キャンピングカーにはエンジンが付いていないのでクルマやトラックで引っ張らなくてはいけない、のですがその引っ張り方に二通りあって、

一般的な牽引方法はクルマの一番後ろに突きだしているヒッチボールにキャンパーを引っ掛けるやり方。

もう一つの牽引方法はトラックの荷台に付けたヒッチにキャンパーを引っ掛ける形式。

我々のキャンピングカーは後者の荷台に付けたヒッチにキャンパー(エンジンが付いていない自走式ではないキャンピングカーをここではキャンパーと呼びます)を付ける5th Wheel 形式。

また機会を見てバンパープル Bumper Pullとフィフスウイールのそれぞれの違いと利点をお話ししますね。


ビデオに出てくるヒッチはコンパニオン社製。

クレーンはこれ

ストックワーク じみチャンネル46

基本の動きをマスターしてきたら、やはり両手に持っているストックも使えるようになるともっといろんな所を滑れるようになってきます。

以下デジタルスキーレッスン教本「40才からのスキー」からの一部転載です。


ポールワーク=ストックワーク

ターンのはじめに、
先行動作を意識して、 外足だけじゃなくて内足も、 両方のスキーが一緒に動くようになったら、、
お次ぎは、、
両手にお持ちのストックのことも考えてあげましょう。
アメリカではストックとは呼ばずにポールと呼んでおりますので、ここではポールワークと。

ポールを滑っているときに使う事をポールワークと呼んでいます。
いきなりですが、「ポールワークはスキー上達の近道」なんです、実は。
逆に言えば、ポールワークを無視してこれからうまくなることはあり得ません、だから大切にしてくださいね、ポール。
ポールをターン初めに動かす理由は2つあります。
1、ターンをはじめる、というタイミングをつかむ、自身に教えてあげるため。これからターンをしますよ~! というきっかけをストックを突く事によっては っきりとさせるのです。
2、ターンのはじめに身体を動かす方向をはっきりさせるため。 ストックを突いた方向に身体を動かすのです。
このターンのはじめに上体を進行方向に動かす動作を 「上体の先行動作」と呼んでいます。 ターンをするタイミングと次に身体を動かす方向を明確にするためのポールワー
ク。これでターンをはじめるときの先行動作ももっとスムースに出来るでしょう。
コツはポールを雪に軽く突いてあげます、突くというより「置いてあげる」って 感じ。慣れてくるとポールタッチで十分、ポールの先端が軽く雪にタッチするだけで 十分です。
腕全体を振り回すと逆にバランスが崩れてしまいますので手首だけを使ってのポールタッチ。うまく手首が動かないときにはオートバイのアクセルを吹かすときの ように、手首をひねってあげると楽に突けますよ。

ポールタッチのタイミングは「ターンをはじめる前に」 右ターン(右方向に行くターン)をはじめる前に、右手のポールを。 左ターン(左方向に行くターン)をはじめる前に、左手のポールを。 そう、車の運転をしているときにターンをする前にその方向へウインカーを出すのと一緒です。
ポールタッチをさりげなく、しかし的確に、上体の先行動作を促して、のターンが出来るようになると難しい状況でのターンも楽に出来るようになります。
ポールワークをマスターすることなしに次のレベルにはステップアップは無し、と言っていいほど大切なテクニックなのでここらで慣れておきましょう。


スキーデジタル教本「40才からスキー」からの一部転載です。

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上体の先行動作 じみチャンネル45

先行動作?普段の生活では全く意識しないその動き、ですがこれがなかなかのキモなのです。今回は解説が長い、、😅

以下デジタルスキー教本「40才からのスキー」から一部転載です。


この先行動作というのがクセモノでございまして、、
なぜ曲者なのか? というと我々が日常生活を送る上で先行動作という動きを意識しないからでございます。実は歩いたりするときにこの先行動作はやっておりますが意識無しでやっ ているわけでして、、
たとえば、、

階段を下りるときに、足よりも先に身体を階段に落としこみながら前傾姿勢で階段を駆け下りていく方は電車に駆け込もうとする方はなかなかいらっしゃらない。笑。
いつも腰そして上体は両足の真上にありますよね、そう平地であろうとも、斜面であろうとも、立っているときに我々の重心は両足の上にあります。あっ ここでは 身体の重心=腰 と乱暴に話しを進めていきますね。
スキーを履いて滑らずに雪の上に立っても両足の上に腰があります。
ところがどっこい、
スキーが斜面を滑り始めると話しが変わってきます。 まっすぐに滑る直滑降とかななめに滑る斜滑降だと、滑っているスキーと腰の位置が変わらないので足の上に腰がある、ということを確認しやすい。確認の方法はスキーの上で軽く5ミリほどジャンプしてみるといいでしょう。簡単に楽にジャンプ できるポジションがスキーの基本ポジション、そのポジションが一番簡単に効率よくスキーを動かせるだけではなくて身体にも余計な負担がかからないからです。
でもターンをしてスキーの方向を変えていくとそこに、遠心力とか慣性とか雪からの抵抗とか、いろいろな自然からの力(ここでは総じて外力と呼びます)がかかってきて話しが面倒なことになってきます、、ここでもどんな風に面倒にややこしくなってくるということはスルーして、、
まぁ簡単に言うと、スキーが動き始めたりターンをするとスキーと腰の位置の微調整が必要になってくる、のです。
この微調整はだれがやるのか?
他でもないご自身でやっていただくわけで、、この動いているスキーに対する重心の位置調整のひとつ、それも大切な位置調整が、先行動作というものなのです。

あ~ 講釈が長過ぎましたね、ごめんなさい、、
これを雪が降っているときに雪上でやられると、、身体が冷えてきて面白くない! 理屈は理解するに超した事はありませんが、、実際の山の上では先行動作はこう説明しています。
ターンをするときに両足の真上で安心安定している腰(身体の重心)を進行方向に、出来れば下の方に、動かさなければいけないのです! それも動いているスキーを追い越して、そう自分の身体を投げ出すかのように!
ひぇ~ そんなこと出来な~い!
無理もございません、
我々は産まれて歩く事を覚えてから一度もそのような「身体が足を追い越して身を投げ出す」なんて動作をあえてしたことがないのですから。アッ学校の体育の授業時は別、跳び箱や前転はまさに足の位置よりも重心を先に前に動かす動きですね。そ れと水泳の飛び込みもそう。いずれにしろ最初は怖いッ!と思われる方の方がまともです。
すみません、、
この怖ッ!と思う動きを(ちょっとでも)して頂かないとパラレルターンが出来ないのです。それもスルスルと滑る雪の上で、スピードに乗ったスキーの上で。
でもご安心下さい。 最初のうちは身体を投げ出す!という過激な動きは必要なく、 普段歩くときにちょっと身体を前に動かす、という行動を頭の中で理解して実行出来ているだけで十分です。そう歩ける方なら既に先行動作は出来ているのです。

ここでなぜ?そんな怖い思いをする先行動作をしなければいけないのか? それはエッジをスムースに切り替えすために必要な動作、だからなのです。
切りかえすって??
今乗っているエッジからもうひとつのエッジに乗り換える事をスキー用語でエッジの切り替え、と呼んでおります。おっとこれは前回のセクションでカバーしましたね。
2通りしかないエッジの切り替え方法。

1、スキーを外に動かしての切り替え、身体は動きません。

2、両方の膝を(身体を進行方向&下に)動かしての切り替え、スキーは動きません。
「1」はシュテムターンの動き。
「2」の動きがパラレルターンには必要な動作。これが出来ないと左右のスキーのエッジを同時に切り替える事ができないのです、よってパラレルターンが出来な い、この先行動作というのはパラレルへのキモ とも言えるでしょう。
とは言っても、、
身体の重心を、自分の行きたい方向に動かして行く、、 それもスキーを動かすより先に身体全体を、、 なんて器用なことは最初から出来なくて当たり前です。そもそも身体重心と重心、質量重心と、、一言で重心と言ったっていろんな重心がある、、そのうえ身体の重心だってどこにあるのか?それも動いているスキーの上で感じる事もムリな話しで。

なのでまず、、 40才のスキーヤーのみなさんにはターンをするときに、 ターンをしたい方を見て、 両手をちょっと前に出して、 内側のストックを軽くついて、 勇気を出してターンの内側に身体を移動させる、 で十分です。
慣れてきて、スピードもちょっと上がるようになってきたら、 胸をターン内側に入れてあげる、
胸が出来るようになったらお腹の上、 それに慣れたら、おへそのあたりからターンの内側に入りこむ、 もっと慣れてきたら両膝のことも考えてあげて身体の先行動作と同時に両膝を行きたい進行方向に動かしてあげると完璧ですね。
そして前に動いてしまった身体を追いかけて両方のスキーが後ろから追っかけてくる! そんな感じが体感出来るようになれば スゴイ!ことなのです。
また「2」の身体が進行方向に積極的に動いてのエッジ切り替えができるよう になるともう一つ良い事があります。
それは?
スキーが勝手に方向を変えてくれる。ということ。 そう行きたい方向に身体を運んであげると、一生懸命にスキーを動かさなくて
も自動的にスキーが方向を変えてくれる、という我々40才のスキーヤーのためになん とも都合の良い事が起きるのです。

この自動的にスキーが下を向く、事は次回ご説明しましょう。


スキーデジタル教本「40才からスキー」からの一部転載です。

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エッジ切り替え じみチャンネル44

以下デジタルスキー教本「40才からのスキー」一部転載です。


なぜビギナーにはまずウエッジスタンス(ボーゲン)を覚えて頂くのか?
それは足を広げることによってバランスをとりやすくする、それと、両足をハの字に開くことによって自然に内側のエッジを使っている、からです。
自然にと言うよりは自動的に、の方がいいでしょうか?
ハの字に両スキーを開くだけでビギナーは内側または外側のエッジのことを全然考えなくてもターンに必要な最小限のエッジコントロールはすでに出来ているからです。

しかしパラレルターンをマスターする上でもうひとつもふたつもレベルの高いエッジのコントロールが必要になってきます。

スキーというのは、片側のエッジからもうひとつの方のエッジに乗り換えないとターンをしてくれない、ものなのです。この世でエッジの切り替えなしに左右にターン出来る人類は一人もいないのです。

すみません、エッジの切り替えって何?

今乗っているエッジからもうひとつの反対側にあるエッジに乗り換える事をスキー用語でエッジの切り替え、と呼んでおります。

そしてこのエッジの切り替え方法、実は、、2通りしかございません。

1、スキーを外に動かしての切り替え、両足はバタバタと動きますが身体は動きません。

2、両方の膝を進行方向に(身体を進行方向&下に)動かしての切り替え、足は(スキーは)動きませんが身体は動きます。

「1」はシュテムターンの動き。

「2」の動きがパラレルターンには必要な動作。これが出来ないと左右のスキーのエッジを同時に切り替える事ができないのです。

両方の膝を動かす、、という動作は難しいしピンッとこないと思いますので最初はビデオにあるようにターンのはじめに身体を進行方向に動かして、という動きを意識するといいでしょう。

この動きを上体の先行動作と呼んでいます。次のセクションではこの先行動作をついてご説明しましょう。


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ファミリーフライフィッシング じみチャンネル43

学校が閉鎖となり、それ以降家に閉じこもっているのもすでに2週間を超え、、

朝、オレのことを起こしに来たメイ吉がいきなり、

ダディ!釣りに行こう!と、、

それから いそいそとお弁当作り、、オニギリ、鶏の唐揚げ、甘〜いタマゴ焼きを作って オレが。

メイ吉のオンライン講習が終わるとそのままウチからクルマで一時間のコロラドリバーへ。

川に着いて、オニギリ食べて、実質 釣っていた時間なんて一時間ちょっと、、それでもウチに帰ってきたら午後4時で、、

釣りもスキーも時間があっという間に過ぎる 素晴らしい時間つぶし ですね。