新型コロナ対策@アメリカのスキーリゾート

【アメリカ🇺🇸私の住む町での新型コロナ対策】

私が住むコロラド州のスキーリゾートでの新型コロナ対策です。

読むのが面倒〜という方はこちらのyoutubeをご覧くださいね。https://youtu.be/or1Zlb0ORRY

↓↓↓

新型コロナのほとんどが飛沫感染である、そして、飛沫感染はマスクで九割方防げる、ということがわかってきました。

全員マスクをして誰もしゃべらず静かな東京の満員電車ではアウトブレイクしていないですよね。


逆にいえば、マスクを外した時に感染している、ということ。

 レストランのテーブルで向かい合って食事する
 バーのカウンターで飲みながらバーテンダーに次の注文を入れる
 カラオケで歌う 友人家族を自宅に誘って一緒に食事をする
 親戚一同であつまる結婚式
 職場の喫煙所で一服しながら世間話
 休憩所や更衣室でマスクを外して同僚と話す


こんな状況でコロナがうつっているんです。


そのため、こちらの対策は、「マスクを外す瞬間をどう減らすか」をメインに考えられ、その結果、


・・・ 「マスクを外す顔を見せていいのは、一緒に住んでいる家族だけ!」


というルールとなっています。


例えば、

 → リフト乗り場で並ぶときは、フィジカルディスタンス(2m以上)を取り、マスク義務で並ぶ
 → リゾート内は屋外を街歩き中もマスク義務
 → もちろん建物内もマスク義務
 → マスクを外さなければ食べられない飲食店は、店内飲食禁止


普段ならパーティーや集まりが催されるこの季節、今年は親戚や友人と会うことも制限されています。
この人なら大丈夫だろう、という気の緩みから友人内や親戚内での感染が増えることを防ぐためです。


  → 普段一緒に暮らしている家族だけが、マスクを外した顔を見せてよい人
 → 普段一緒に暮らしている家族だけが、一緒に食事をしてよい人
 → 二家族以上での集まりは禁止、もちろん一緒に飲食は厳禁
 → (エリアによっては)友人同士で部屋をシェアしての宿泊は禁止(一緒に住んでいない人とはツインでの二名一室不可)


もっと詳しく知りたい方は下記をお読みいただき、ご質問等がありましたら私に聞いてくださいね。


** アメリカでの規制は各州、各県、各市で異なりますが、以下は、コロラド州のスキーリゾート(ベイル、カッパーマウンテン、ブレッケンリッジ、キーストーン)での新型コロナ規制と自主ルールの詳細となります。

(ここまで規制しなくても、なぜ日本では感染が抑えられているのか?は私も知りたいです。)


【12月13日現在】
日本のお住まいの方が米国コロラド州へ入るのに事前のコロナ検査義務はありません。日本からはデンバー空港へ乗継便で入れています。

ベイル、カッパーマウンテン、ブレッケンリッジ、キーストーンにお越しの方に、到着後のコロナ検査義務はありません。

また、到着時に健康な方は、到着後の自主隔離義務はありませんので、到着翌日からスキー&スノーボードをすることができています。


スキー場
 毎日営業中。新型コロナの影響で滑走可能エリアを減らす、またはリフトを運休する予定はありません。 ベイル、ブレッケンリッジ、キーストーンはリフト券利用の事前予約制で、カッパーマウンテンは駐車場の事前予約制で入場者数を制限しています。ベイル、ブレッケンリッジ、キーストーンではリフト当日券の販売はありません。


マスク
 建物内、リフト乗り場、ゴンドラ内、全て着用義務あり。口と鼻を覆っていないとリフトには乗れません。ゴンドラに一人で乗るときも、前後の乗客のマイクロ飛沫対策として、マスク着用の義務があります。リゾート内、ビレッジ内、メインストリートなど、屋外でもマスク着用義務があります。


フィジカル・ディスタンス
 リフト乗り場では、スキーとスキーが前後でぶつからない長さ=2mが確保されるので、前後の人との距離はとれます。リフト乗り場の列は横一列あけて進むので(写真参照)、すれ違い時も向かいの人とは離れて進むことになり、距離をとれています。


リフト
 家族だけで乗るのが基本。6人乗り、4人乗りは間に一席開ければ、見知らぬ人とも同乗可能ですが、嫌なら断ることもできます。私がこれまで見る限り、断っている人はいませんでした。


ゴンドラ
 家族だけで乗るのが基本。10人乗りには2名乗せることも可能となっていますが、シングルの人はゴンドラよりリフトを選んでいるのか、一人でゴンドラに並んでいる人は少ない印象でした。キャビン内でもマスクは義務、また、窓は開けたままにしておかなければなりません。


レストハウス
 ベイルでは通常の1/4の座席数で事前オンライン予約のみにて営業中ですが、メニューは簡素化されています。店内は一方通行で進み、すれ違いがないように誘導されます。ブレッケンリッジ、キーストーン、カッパーマウンテンでは、現在、店内飲食禁止のため閉店中で入れません。


レンタルスキー
 レンタル品の消毒、店員の健康チェック、マスク義務、一方通行の誘導、オンライン予約、前日夕方の閑散時間の受付、屋外でのレンタル品返却などの対策が取られています。


トイレ
 建物の入口から一方通行で誘導され、手洗い石鹸、消毒液ディスペンサー、ペーパータオルの追加がされています。温風手乾燥機は州法により利用不可となっています。

エレベーター
 ホテル内エレベーターは家族だけで乗るよう、各ホテルのフロントデスクで指示されます。


宿泊
 お客さんの入れ替えは24時間以上あけるルール。朝にチェックアウトした部屋にその日の夕方に別のお客さんがチェックインすることはありません。チェックイン翌日に部屋の掃除が入るので、次のお客さんがチェックインすることができるのは前のお客さんがチェックアウトしてから一日半後です。
 カッパーマウンテン、ブレッケンリッジ、キーストーンでは、友人同士で部屋をシェアしての宿泊は禁止(一緒に住んでいない人とはツインでの二名一室不可)


送迎
 空港送迎車はシャトルバス、ハイヤーともに通常の半分の乗車人数で運行中。シャトルバスの運転手の健康チェックは毎日行われています。運転手のコロナ検査有無は各社により対応が違います。これまではチケットカウンターに並んでいましたが、オンラインチェックインが普及中。


飲食
 地域により、室内飲食を通常の25%の座席数で許可しているエリア(ベイル)、と、室内飲食禁止でテイクアウトと屋外飲食のみ許可しているエリア(カッパーマウンテン、ブレッケンリッジ)があります。バーカウンターはどこも閉鎖中で、夜の営業時間は通常より早く閉まっています。


小売店
 店内面積により入店人数の制限をかけて、全員マスク義務で営業中です。レストハウス、小売店では現金を受け取らず、クレジットカードのみ利用できるお店もあります。


会合
 毎日一緒に暮らしている人以外と室内で会うことは禁止。
例:友人同士の二家族で集まって食事 ← 厳禁!!
マスクを外した顔を見せていいのは毎日一緒に暮らしている家族やルームメイトだけです。


(上記ルールは随時見直されます。直近では12月18日に改訂または延長される可能性があります。なお、上記ルールにはアスペンは含まれていません。アスペンでは12月14日”宿泊”分から、事前のPCR検査陰性結果がない人は10日間の検疫義務が発生します。ベイルやカッパーマウンテンは、自家用車で来る日帰り客も多いエリアなのでアスペンとは同じことはできない、という理由でPCR結果提出を導入する予定はありません。)

スキー前後で2mの距離が取れます
スキー前後で2mの距離が取れます
リフト&ゴンドラの列はすれ違いの距離を取るため一列おきで。
リフト&ゴンドラの列はすれ違いの距離を取るため一列おきで。
1/4に座席が減ったレストハウス、事前予約制
1/4に座席が減ったレストハウス、事前予約制
屋外でもマスク着用義務あり
屋外でもマスク着用義務あり

予約システムについて質疑応答 by ベイルリゾーツCEO ロブ キャッツ

↑↑日本語字幕付けたのでどうぞご覧下さい。オリジナルビデオは2020年9月にアップされています。(もしYouTubeが見れない場合はこちらのリンクをお試しください)↑↑

11月6日にベイルリゾーツが持つ37リゾートのひとつキーストーンがオープンして、実際に予約システムにログインして、予約入れて、すべってきて、、やっと今シーズンからスタートした予約システムというものを理解してきたジミーでございます。

もうアタマ悪いし、イメージ力も低いから、、、なんでも自分でやって試してみないと理解できないんですよね、悲しいことに。

そこでこの予約システムについてアルコールでズブズブなアタマに浮かんだ疑問が?

1、予約は何回でも何日でも入れられるのか?
2、予約をしていなくともその日に思い立ったらすべれるのか?

良子ちゃんに聞いてみると、なんでもシーズン中7日間はもう予約を入れられるらしい、、
よし それなら!と一緒に滑りたいと思っている方々がベイルにいらっしゃる日にちに合わせて12月から3月まで1、2日づつ予約を入れて、、アッと言う間に7日間優先予約は使い切ってシマウマ。

最初7日間だけ優先予約が入れられるんだよ〜、と良子ちゃんが言っていたのだけど、オレはそれを7日間連チャンで予約を入れるもの、と勘違いしていて、、実際は連チャンではなく1日づつ別々に違う日に優先予約入ります、です。
7日間、という言葉で勝手に連チャンと思い込んでいたのだけど、これは「7日分」または「7回」優先予約が使えると言った方がオレにはわかりやすいな。

7日分の予約は使ってしまった、、もう追加の予約は出来ないの?とまたまたウチのボスに聞くと?
「優先予約 Priority daysの7日分を使いきったら、その後はすべりたい日の一週間前に予約を入れることが出来るんだよ。それをこちらではweek-of reservation 翌週予約と呼んでいるよ」と、、チコちゃん並みに何でも知っている永遠の25才なのです。

なるほど!
優先予約 → 翌週予約 → ハッピースキーヤー、となるわけだな。

オッこれは考えてみれば?
東京ディズニーのファストパス?!

7回分の事前優先予約をシーズン通して使い切った後は、30分後?2時間後?(ファストパスの仕組みまだ分かっていない、、)にまたファストパスをゲット出来るように、翌週予約を入れることができるわけ。

疑問2の、例えばいいパウダーが昨晩降った、、これは山に行かなくては、、とそわそわするとき、、そんな朝6時に予約を入れることができるか?
答えは「人数制限内ならその日予約でもOK。」

よし!予約も入れた!でもベイルまで道が事故で閉鎖されてしまったりして行けなくドタキャン可能か?
答えは「イエス、キャンセルできます。けど、あまりにもドタキャンが多いとこっちもそれなりに考えますよ。」と言うベイルリゾーツの姿勢だそうで。個々の善意が問われます、今回の大統領選挙のように。

今回ユーチューブにアップしたベイルリゾーツのCEO最高経営責任者、マァ簡単に言えば社長さんですな、のロブさんが言っているとおり予約システムはあくまでもピーク時期に手に負えないほどの来場数をコントロールするのが目的であること。
オレが推測するに、、
実はその昔から既に各リゾートは政府林野局によって来場数のキャパシティが決められていて、それを超えない程度の予約は受け付けて行く、と思っています。

確かに昨シーズンは稀に見る大雪が降った週末もあり、そのパウダー狙いのお客さん約1万人が(ベイル全体だとその日は15,000人くらい入っていた)一つのリフト(5番リフト)に集中してしまって1時間半待ち、、なんて日もあったのも事実。

ユーチューブを日本語に訳しながら、今シーズンは「来場数を予約システムで予めコントールしておいて、来て頂いたお客様みんながハッピーに1日を過ごしてもらう。もちろん新型コロナ対策で密集も避けられるし、なんたってリゾートに来てコロナになったら元も子もないしね。」とベイルリゾーツの考えかたがちょっと理解できたように思いました。

しかし、、それでも、、まだ予約システムには(若干の)抵抗がある57歳、、でございます。
コンピューターかスマホが無いとスキーも出来ない、、そんな時代なんですね。

(ユーチューブの日本語字幕を付けるのにたかだか6分のビデオだけど6時間くらいかかった、、1分=1時間。だけど翻訳は楽しい!)

アメリカのスキー場 新型コロナ対策 @ キーストーン じみチャンネル88

↑↑今回のじみチャンネルは特に日本でのウィンターリゾート同業者の方々に見て頂きたい、のです。↑↑

昨日11月6日金曜日にオープンしたキーストーンに良子ちゃんと行って来ました。

初滑り!ということもあるんだけど、この新コロナ、特に最近のアメリカ国内での感染者数ヤバい、、の中、どのような対策をして営業しているのか?それを見たくてイソイソと、、

11月6日までの累計、、「サミット」がオレたちが住んでいる郡です。

過去24時間での新規感染者は16人、、累計874人、亡くなった方4人、そのうちコロナだけで亡くなった方は2人。それから幸い5月からなくなった方はいないのですか、、

新規感染者が16人?それほどひどくはないね、、いえいえ、ここはたかだか人口3.5万人の郡(日本で言うと市)、これを10万人あたり何人?と計算すると、、45人前後!ここは確かに多くのゲストが上がってくる山のリゾート地だけど大都会ではない、、それでも東京よりも高い感染者がいる、というのが現実であり、、

ちなみに東京は10万人あたり9.6人、、日本人 新型コロナに効く免疫を既に持っているんじゃないの?と思ってもおかしくない超低感染率。

コロラド州全体を見ても最近の感染者数増加は目につき、州の衛生管理局もピリピリしてきている。

そんな状況の中でのスキー場オープン。ウィンターリゾート側としてはやはり沢山のお客様に来て頂きたい、しかし州政府としてはこれ以上の感染者数増加をなんとかスローペースにしたい、、、。

ベイルリゾーツはオープンに先駆けて、このような新型コロナ対策をします!、というプランを提出し、そのプランを州と郡政府が吟味、数度のミーティングを経て、昨日のオープンにこぎつけた感がありますな。

実際、キーストーンを滑り、山のカフェテリアで休憩したり(たった2本しかすべっていないですけどね)して、新型コロナ対策を見させて頂いたのですがその感想は?

マァ ここまでよく準備したな〜、、

というもの。山に上がるための事前予約制(予約方法はこちらをご覧下さい)山腹にあるレストランでの予約システム、ゴンドラやリフトに乗る際の考慮等など、とても良く考えられていて感心させられました。

(いいですか?これはあくまでもオレの個人的な考えですよ!)今回の新型コロナは厄介なインフルエンザの一種、それもたちの悪い、だと思っているオレから見ると、マァここまで頑張らなくてもいいんじゃないの?と思ってしまうのです。

今回のキーストーンでの対策を見るとこれから37のリゾートを所用するベイルリゾーツがどのようにして冬季の営業していくのか?のみならずその他多くのアメリカとカナダの各スキー場がどのように対策をしていくのかのイメージが分かったような気がしました。

ベイルリゾーツ 予約方法

↑↑ただ日本語のキャプションを入れるのに4時間もかかった、、↑↑

いよいよ明日からスキーシーズンが始まります!最初のオープンはキーストーン。(コロラド南部のウルフクリークは既に先週オープンしていて、カッパーマウンテンもレーストレーニングのみオープンしておりますが、、)

ヨシ!それなら明日はキーストーンでちょっと滑ろうかな?と思いきや?今2020〜21シーズンからは「事前予約」なぞが必要となるのです。思い立ったその日にチャッとスキー場に行けない⁈ それは困るし、ハッキリ言ってイヤだな〜、なによりも面倒くさい!

スキー場で滑るのに予約が必要なんて、、そんな事 考えた事も無かった、、けどそれが現実。

コロラド州内の各ウィンターリゾートはコロラド州からの認可が無いと営業出来ない、ようになっている。新コロナ旋風が吹き荒れるご時世、出来るだけ多くのお客様を入れたいリゾート側と出来るだけ少ないお客様に抑えておきたいコロラド州政府健康衛生部の繊細な駆け引きがあり、「オーケー スキー場は開けて良いですよ、でも密集は避けてもらいたいから入場者数は制限してもらうね。」とコロラド州が言ったか?言わなかったか?での予約制による入場者数コントロールとなった(のだと思う、、)

早速 良子ちゃんが予約開始午前7時に明日のキーストーンを予約してくれて、、(こちらに詳しい予約方法がのアップされています。)ホッとしたのも束の間、予約開始から5時間後には今週末の土曜日曜の予約がいっぱいになっていた、、

マァまだシーズン始めで滑れるコースも1本だけなので(それでも全長3キロあるんだけど)入場者数もそれに合わせてコントロールしていると思う。

それではコロラドのみならずアメリカ全土のウィンターリゾートすべてが予約制なのか?

いえいえ、キーストーンやベイル、そしてカナダのウィスラー・ブラッコムを所有管理しているベイルリゾーツは予約制なのですが、キーストーンのお隣のアラファホベースン(ベイルリゾーツではない)は予約無しでオーケー、カッパーマウンテン(これまたベイルリゾーツではありませぬ)は駐車場のみが予約制、、と各スキー場で対応はバラバラなのです。

それにしても、たかだかスキーのために予約制なんて、、バカらしい、と思いながらもコロナの事を考えるとそうかもな?と思ったり、、マァ ゴルフだって基本予約制だから仕方ないかな?と自分に言い聞かせているのです。

(日本語キャプション無しのオリジナル版はこちらです。)

(予約キャンセル方法はこちら