前回はスキーの基本のキホン スキーの真ん中に乗る、と言う事をご紹介しました。
マァ スキーに関わらずスノーボードも同じなんですけどね、、
お次は止まる方法。
あれっ?フツ〜ならボーゲンを教えるって流れじゃないの?
はい、その通りです、、
フツ〜なら。しかしこれは「40才からスキー」その遠い昔にスキーをやったことのある方々向けの指南なので、、
昔 一度でもスキーをやったことのある人は黙ってでも止まりたい時にボーゲンしますな、横で見ていると。
だけどボーゲンでは止まれないシチュエーションに直面する、それも数分で。
オッ?超久々のスキーの割にはボーゲン出来ているし、止まれるし思ったよりちゃんと滑れているじゃない?
と自分で思う、一緒に山に上がってきたお連れもそう思う。
それなら!
とちょっと斜度のあるバーンに滑り出すと?アレッ?なんか上手く止まれな〜い⁈
こんな可哀想な方々を毎朝10時前に見るのがオレの日課、、
だから あえてボーゲンより強烈に止まる事の出来るホッケーストップをご紹介しているのです。
それにしても、、「ボーゲン」って日本人に1番知られているドイツ語じゃない?
スキーデジタル教本「40才からスキー」からの一部転載です。
止まりかた ホッケーストップ
お次ぎに大切なのは「止まり方」。
そうブレーキのかけ方。 自転車や自動車と違って簡単に急には止まれないのがスキー。だからスキーは
怖い、、と言う方もいます。 まず止まり方には2通りあります。
ひとつは転ぶ、と言う方法。
でもこれは「40才からのスキーヤー」にはオススメ出来ません。なぜならば転ぶとそれだけ怪我をする可能性が出てきますし、転ぶとその後に全く自分でコントロ ール出来なくなってしまうからです。
それではもうひとつの止まる方法。 それは滑らない方向にスキーを向けてあげる、ということです。 スキーは地球の重力を我々より敏感に感じ取って、その重力を最大限活用出来
るように自分で動くことが出来ます。
斜面の上で重力がどのように、どの方向にスキーに対して動くか?をまず理解すると、逆にどうすればスキーが止まるか?ということが分かるでしょう。
スキーを最大傾斜線に対して直角90度に置いてあげるとスキーは止まります。
一見 とても大変で難しそうな止まり方ですがボーゲンではスピードが出るとすぐに止まってくれないので是非この「ホッケー ストップ」で止まることを習得しましょう。
「ホッケーストップ」にチャレンジ!
アイススケートをご覧になったことがありますよね? 華麗に氷上を舞うフィギアスケート、 または身体と身体をぶつけ合うのもアリな過激なアイスホッケー。
どの選手も氷上で止まるときには、ボーゲンで止まっているでしょうか?
いえいえ、動画のようにシュッ!と止まっていますよね。 これをスキーを履いてやる、というのがホッケーストップ。
ホッケーストップの完成形は動画の通りですが、
いきなり直滑降でスピードにおののくよりは、最初はスピードが出ないように 斜めに滑り始めてからのストップでも全然オーケーです。
とにかくスキーが横をむいてくれてストップすればそれがホッケーストップ。 止まったときにスキーが平行になっていればなおオーケーです。
出来れば 両方のスキーを同じタイミングで、同じ方向に。スピードがある程度 あるほうが勢いがついてグワ~とスキーが回ってくれるはず。失敗してもいいから、 一度思い切りよくやってみて下さい。
最初は斜め方向に向かってスタートすると楽に出来るでしょう。 そしてだんだんとスピードの出るまっすぐスタートでのストップへ。 もって慣れてくれば、ストップしたときに両スキーが平行になっているように微
調整を。平行にならないときはターンの内側のスキーの事を考えてあげると上手く行くでしょう。
左右、おなじように止まれるようになるとベストです。
次は正しいボーゲン、「ハの字」についてご紹介します。
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