巷ではコロナコロナって、、いい加減ウザいのでコロナ関連の事はあまり書きたくないのですが、、
マァ 我々ファミリーが生活して山岳リゾートが沢山あるコロラドの山の方のコロナ状況は誰も書かないので、、ここでオレの私見を。
グッドニュースとバッドニュースが、、
グッドニュースはこの5日間、新規の入院感染者数は「0」と落ち着きを取り戻した感があります。我々が住むサミット郡の感染者数は累計で88名。人口4,000人、3月にはお客様も良く入っていたので1万人はいたサミット郡、、それで88名で抑えられた、と言うのは3月16日に各スキー場、全学校の閉鎖。19日にはホテルやコンドミニアム、無料の公共バス、Uberなどの公共交通網全面閉鎖、市町村レベルだけではなくてコロラド州全域に自宅待機外出規制が発令された、と言う一連の素早い決定と動きが功を奏した、とも言えるでしょう。
まだ2週間以上、自宅療養で戦っている方もいる、と友人から聞きますがとりあえずは入院するほど酷くはなっていない、と言うこと。
このフラットアウト状況はお隣りのベイルがある郡(町)も同じで、、
そしてこの2週間で個人には一人あたり1,200ドル(13万)の補助金がアメリカ政府から振り込まれて来ていること。(子供は半額)ウチはなぜか?まだ振り込まれていませんが、、後、2週間前に申請した小企業向けの緊急支援ローンも銀行口座に振り込まれている。これはほぼ返さなくても良い借金となっている。この支援ローンで全て吹っ飛んでしまった3月と4月分の損失分をカバー出来るのは助かるし、なんたって気持ちが落ち着く。
変わってバッドニュースは、、
オレたちの知り合いは3人(メイ吉の学友のお父さん、ベイル町長、ベイル不動産パイオニア)コロナに感染してしまったけど、そのうちのお一人、不動産パイオニアのボブさんが亡くなってしまった、、と言うこと。確かに81才という高齢ではあったけど、コンディションが良ければベイルで滑っていたし、チボリホテルのオーナーでもあったので日本人ゲスト様も多く受け入れて頂いていて、、駐車場とかも快く貸してくれた。最後にベイルでばったり彼にあったのは3月10日、彼が場所を貸しているレストランから電気コードを引っ張り出しているのをトラックから見かけて手を貸してあげた。
この駐車場を地下に埋めてその上にコンドミニアムを建てるんだよ〜!そしてこの一帯もキレイにするんだ!と嬉しそうに話してくれたのだけど、、
自宅待機モードに入って今日で40日目、、なんでも今日金曜日にはコロラド州知事からコロナ対策について新しい声明が出る様子。おそらくは段階を踏んで徐々に通常生活に戻るように規制緩和が発表されると思っています。
3月16日に全てのスキー場が閉鎖されたのはさすがにビックリしたけど、その行動があって40日間大人しくしていればまた来シーズン11月から気持ち良く滑れるかな?と今では思っています。
最後に、、
日本でも、Stay home. と言っていますが正確には、、
Stay at Home. Save a Life.
家でジッとしている事が、一人の命を救う事になる。
その意味がやっと分かってきたのです。