直行便でコロラドへ。じみチャンネル26

未だに成田⇔デンバー直行便を使わない、海外スキー専門旅行代理店が日本にある、、
移動時間を「無駄に」増やしてお客様たちを疲れさすだけの経由便を利用してのベイルツアー、、

日本人スキーヤー&スノーボーダーの利便性を1番に考えなくてはいけない海外スキー旅行専門代理店がこの有様で、、

直行便より安い経由便を使ってツアー料金を下げなければお客様が集まらない? その通りかもしれない、、
しかし申し訳ない、、
そのツアー料金だけを見てベイルツアーに参加する しない を決める方々はベイルやアスペンに端からいらっしゃらないほうが良いと思うのです。
今までベイルやアスペンにいらっしゃって頂いたお客様なら皆さん同意していただけるはず。
(誤解の無いように補足しますが、ベイルへのツアー料金を下げてまでお客様たちにベイルを紹介したい!旅行代理店さんのお気持ちは感謝しております。が、ベイルを1回も滑ったことの無いスタッフをマウンテンガイドとして添乗させるのは如何なものか? お客様の中にはやはり添乗員がフルでアテンドしてくれないと不安と言う方もいらっしゃるのでそこにツアーの意義もある、のでせめて直行便をご利用頂きたい。)

日本のスキー場も、旅行代理店も、お客様をバカにしたような商売はもういい加減止めようよ、、
お客様たちはそんなデタラメをちゃんと見抜く時代なのに、、、

先日ベイルリゾーツでミーティングをしていたとき、会社のお偉いさんが言った言葉。

スキー旅行はそうでなくても大変なものだ。飛行機に乗って、空港からシャトルバスで山に上がってきて、荷物も多いし、宿泊設備や食事の質は勿論のこと、天気や雪のコンディションも、、その一つの要素がうまくいかないだけで、その旅行体験の全てが左右される。よって我々はその悪要素の一つひとつをできる限り取り除こう としています。

はい、ベイルリゾーツは我々から見ても彼らがコントロール出来る範囲内で努力しています。

空港からのシャトルバスのスムースな運行やスキー場での雪のコンディションやリフト運行はそれこそ最高なレベルをキープするようにしている。今では雪が降りそうになると雪雲まで人工的に作ってフレッシュな雪面を提供しようとしている。

オレと良子ちゃんもベイルリゾーツの考え方をサポートするべく、
お客様が泊まる宿泊先に不都合が無いか?
レストランの予約に漏れが無いか?
日本語メニューを事前用意したり、
リフト券やスキーレンタルを事前予約してスムースに山に上がれるように準備する。
初めてベイルにいらっしゃる方々のために無料でマウンテンガイドを提供している。我々のできる限りお客様にストレスがかからないように努力している。

だからこそ、日本から遠いコロラドに来るお客様には直行便を利用していただいて 楽 にコロラドまで来て頂きたいのです。

経由便は、飛行機の乗り換えも大変だし、預けた荷物が無くなったり、フライトスケジュールが大きく変わる可能性も増える、、なによりも移動時間全体が増える。時はカネなり、というよりは時間短縮はカラダに優しい。長い移動時間はカラダにも精神にもツラい ものです。

しかし、、お客様の中には2〜3万円を節約しようとして、、
または旅行代理店の勝手な都合だけで、経由便でコロラドに来る方々が未だいらっしゃる。

しかし経由便だと、、ベイル到着午後8時過ぎ、、日本に帰る日の出発時間深夜2時前、、
(直行便 ベイル到着午後3時過ぎ、ベイル出発午前7時)

ちなみに深夜2時前にベイルを出発しての経由便も、お昼12時出発の直行便に乗っても日本に着く時刻は一緒です、、

(ここで文頭に戻る、、)
あなたならどちらを選びますか? 2〜3万円セーブ出来る経由便?それとも直行便?

56才のオレより年上の方々が経由便でコロラドまで来るのを見ていられない、、それだけの気持ちなのです。

じみチャンネル26
ユーチューブに出てくるスキーを履くのに苦労している可哀想なスキーヤーを助けたかったのですが、、
撮影場所から30m下にいる彼まで降りる気力が無かった、、のです。ごめんね、、😅

ベイルの人工降雪機 じみチャンネル25

老朽化したり、混み合ってしまうリフトを9基、新しいものに10年かけて架き変えしたベイル。

リフトシステムをとりあえず更新して次の設備投資は人工降雪システム。勿論 以前もしっかりとした降雪システムがあったのですが、それにもまして新しくて効率の良いものに去る2019年の夏に改良しました。

このビデオにもある通り、北米で過去最大級の人工降雪システム設置。

じみチャンネルでもお見せしたポールキャット降雪機190台、ノズル型240基、計400のアウトレット設置。

新たに300キロ以上の長さのパイプ埋設。

この更新された人工降雪機システムのおかげで、雪が1片も降らずとも200エーカーの滑走面積を確保することが出来ました。

ちなみに200エーカー(80ヘクタール)の広さとは?ほぼ白馬バレーの鹿島槍スキー場と同面積、、

そしてこの開発にかかった費用は?ベイルリゾーツは公表していませんがオレが算出すると?

15〜20億円。アメリカではゴンドラ1基分のコストと同じくらい。

今シーズン過去30年の積雪量記録と比較して今日現在112%と約1割雪が多く雪に恵まれているベイルですが、、

これから将来、ひどい雪不足の冬を迎えるかもしれない?それは誰にも分からない、、

しかしそのようなシーズンが来てしまったとしても、ウィンターリゾートとしてできる限り準備を今しておく、、その姿勢を、取り組み方を、このブログを読んで頂いている方々にお知らせしたい のです。

ベイルリゾーツ本社でのミーティング じみチャンネル24

ブルームフィールド Broomfieldにあるベイルリゾーツ本社でのミーティングに行って来ました。

先週はベイル町役場の方々とのミーティング、今週はベイルリゾーツ(スキー場)とのミーティング、、

町にしろ、スキー場にしろ、これほどまでに我々ユーザーの事を親身に考えて、ベイルを訪れてくれるお客様に最高の体験 エクスピリエンスを届けようと日々努力しているウィンターリゾートを日本の愛好者の皆様にご紹介出来る事をただただ誇りに思うのです。

ビッグマウンテン U-12 じみチャンネル22

ベイルで行われていたU-12ビッグマウンテンコンペティションの様子です。

U-12とは?12歳以下、10歳と11歳のジュニアのクラス。

オレの住むフリスコにはチーム サミット、ベイルはスキークラブベイル、アスペンはアスペンスキークラブ、と各地域にはそれぞれスキークラブがあります。それぞれのクラブにはアルペンレースやモーグル、フリースタイル、ノルディック、そしてビッグマウンテンと各部がちゃんとあること。スキーだけでなくてスノーボードも。

特筆すべきはどの種目も自由にチャレンジすることが出来る、、今週はビッグマウンテン、来週はレース、と言うように。だから子供達はいろんな種目をやってみて気に入ったものを続けることが出来る、のです。

今日の大会、10歳女子クラスではご近所のハナちゃんが見事に優勝!

彼女がベイルのバックボールを滑る3年前の動画はこちらにありますのでご興味ある方はどうぞご覧下さいね。それにしてもたかが3年でこれほど上手くなるものなんですね 子供達って!すごいな〜。

自分で焼くハンバーガー じみチャンネル20

いろんなところで美味しいハンバーガーを楽しめるアメリカ。しかしここのハンバーガーは他所とはちょっと違う、、

ビーバークリークのバチューラーガルチ山頂にあるマミーズはハンバーガーを「自分で」焼きます。

素晴らしい眺望を楽しみながら、冷たいビールを1杯頂きながら自分で焼くハンバーガー。とても美味しい!

じみチャンネル20

ベイル町とベイルリゾーツ じみチャンネル19

ベイル町とのミーティングに行って来ました。

今現在、ベイルの町がどのようなコンセプトを持って、どのような町づくりをしているのか、、とギュ〜と詰まりに詰まったお話しをノンストップで100分ほど拝聴させていただき、、

でもオレの心に残ったのは町長さんが言った、

「ベイルの町」と「ベイルのスキー場」が常に協力し合って、ベイルを訪れてくれたゲストに最高のエクスピリエンス 体験 をして頂くか? それをいつも考えている。でした。

スキー場と麓の町がお客様のことを考えて、同じビジョンを共有して活動したら?

そりゃ最強な山岳リゾートになるわ、、

日本のウィンタースポーツ愛好者の皆さんにこの想像以上の体験をコロラドで楽しんで頂きたい、、いつも思っています。

それにしても良子ちゃんの通訳パワー スゴい、、C3PO かと思うほど。

ゴンドラのモーター室 じみチャンネル18

ウィンターリゾートに行くとお世話になるゴンドラ。

そのゴンドラの心臓部でもあるモーター室を見せて頂きました。

唸る電動モーター、モーターからのパワーを適切に変動するギアボックス、急減速時に活躍するブレーキシステム、停電時に自家発電するためのディーゼル発電機、、

なによりも大切なのは、これら機器を制御しているスタッフ達、、ただただアタマが上がりません。彼らのおかげで毎朝ストレス無く山に上がれるのですから。

毎日のお勤め、お仕事ととは言え、本当にありがとうございます。

アスペンスキーカンパニー じみチャンネル16

アスペンに4つのスキー場を持つ、アスペンスキーカンパニーとミーティングをしてきました。

皆さん!ウィンターリゾートはゴンドラやリフトを架けて、リゾートセンターや山の上のレストランを作れば良い!と言う時代ではもう無くなっていますぜ。

ハードよりもソフト。

たとえそのソフトが瞬時にお客様の目に入らなくとも、長い目で見て効果的に続けられるウィンターリゾートの経営に必要なものは?

やはり人や文化を育てる事、ハードよりも、、

そんな事を改めて感じさせられたアスペンスキーカンパニーとのミーティングでした。勉強になりました ありがとうございました。

ユーチューブ最初に映る多くの自家用機に注目。これがアスペンなのです。

じみチャンネル16

スノーマス アスペン じみチャンネル15

昨日はアスペンマウンテン。今日はスノーマスにお邪魔しています。

スノーマスはアスペンにある4つのスキー場の中で1番広い。

滑走標高差1,300m、1番高いところで海抜3,813m、、広さは野沢温泉スキー場の4倍の1,226ヘクタール。

アスペンマウンテンをブティックショップと例えるならば、スノーマスは百貨店。それも三越。(当社比) ビギナー向けからオレでもビビるような超エキスパート、と言うか ただの崖、まで。パークもパイプも常設している。

しかし、金ピカのお店を期待してはいけない。ゴンドラやリフトは全体的に90年代と古め、、山全体の輸送能力は毎時33,000人 とそれほどブイブイ言わせていない、、

それは何故?

親会社のアスペンスキーカンパニーのモットーが元々「オーナー一族が滑りに来たときに気持ち良く滑れればそれで良い」だから、、

スキーカンパニー、地元民はスキーコー Ski Coと呼ぶ、の売りは?

1マイル四方にゲスト5人。

1マイル=1.6キロ。1.6キロ四方にお客さん5人しか入っていない空いているウィンターリゾート。これがスキーコーのスタッフが胸を張って言うセリフなんだから 昔から。

別に90年代の古めの施設でも十分にお客さまを待たせずに動かしている、のでそれほど新規のゴンドラやリフトに力を入れていない、、

しかし山のレストランにはしっかりと力を入れていて、この5年間に古いレストランを2件建て替えてとても居心地のいい場所を作ってくれています。

いつ訪れても空いていてゆっくりとパウダーやカービングスノー(by井山敬介氏)を楽しみたいウィンタースポーツを極めたあなたにおすすめしたい、そんなリゾートです スノーマス・アスペン。

よかったらユーチューブもご覧ください。ビデオを賑やかにするためにJバーに乗りながら良子ちゃんがストレッチしています。そしておかげ様でチャンネル登録者1,000人超えました。

アスペンマウンテン じみチャンネル14

前にも書いたこのトピック、、

マウンテンリゾートに不可欠な3つの要素。

山、人、箱、、

その全てが備わっている、アメリカを代表するマウンテンリゾートのアスペン。今日はその4つのスキー場の一つ、アスペンの町からそびえ立つようなアスペンマウンテンを滑ってきました。

さすがはアスペン。滑っているお客さんの40%はプライベートインストラクター(一日12万円)を雇って、着ているものは高級ウィンターブランドのカタログからそのまま飛び出してきたかのような、、

パリ、ニューヨーク、東京にアスペン、と店を構える有名ブランドショップがずらりと並ぶ高級ウィンターリゾートの反面、町の目の前の前にいきなりドーンとスキー場。それも滑走標高差1,000mとしっかりあって、初心者コース「0」と言う 斜面がしっかりとある硬派なウィンターリゾート。

身体のラインにぴっちりと張り付くボゥグナーの白いワンピースを着こなし、これまたボゥグナーのヘルメットから三つ編みにした金髪をなびかせ、30度以上の急斜面をフッ飛んでオレを追い抜く、007の映画に出てくるような女性が見たければぜひアスペンマウンテンにおいでなさい。

柔堅 両方備えた完璧なウィンターリゾート、、今どき無いよ こんなところ。