縁の下の力持ち、とは彼らのこと。

ベイルが誇りとする「雪面品質」Quality of Snow Surface
それを支えているのが、この圧雪車部隊。

世界一広い面積を圧雪しているベイルでは、毎日圧雪されるコースが35(林道を含む),それに加え週に2〜5回圧雪されるコースがあるので、毎晩45コースほどが圧雪されます。

それらのコースをスキー場が閉まってから深夜まで、そして深夜からスキー場が開く朝までの2シフト制で整備するのですが、ブルースカイベイスンまでは麓からは遠いので、スキー場内に圧雪車駐車場とガソリンスタンドがあるんです。

圧雪技術はアート。

今の雪の状態、降っている雪の水分量、これからの天気予報、11月か3月かなどの時期、日中の日差しの角度など、実技の前に検討すべき点がたくさんあります。

雪を柔らかく耕してならす、という作業は、積もっている雪の量を減らすことになるので、特に、南向きのバックボウルでは、お客さんが快適にすべれるスムースな雪面を保ちつつ、雪をできるだけ減らさないという、難しいゴールが求められます。

南向きのスリーピータイム林道やチャイナボウルの下の方の管理が一番難しい、のだそう。
でも、ここを通らないと、ブルースカイベイスンに行けないので、これは至上命題でもあるのです。

動画の9:45からは、急斜面を圧雪するウィンチキャット圧雪車の映像も見られるので、マニアの方も、そうでない方も、ベイルのグルーミングコースの気持ちよさを知っている方は、ぜひ見てみてくださいね〜


彼ら圧雪車部隊のミッションは、「お客様にスキー場のいろいろなコースをすべってもらうこと」一箇所にスキーヤー&ボーダーが集まることなく、みんながこの広いスキー場のあちこちに散らばって、いろいろなコースを体験して様々な景色を楽しんでもらいたい、と願っているんだそうですよ!

(余談)今、YouTubeで”VAIL”と検索すると、インド・ボリウッドのミュージックビデオがトップにでてくるんですね(笑)なんと再生1.8億回!思わず私も見てしまった、、、(でも結局ストーリーはわからなかった、、)



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