「内スキーを制する者はスキーを制す」なのです。
以下デジタルスキー教本「40才からのスキー」の一部転載です。
内スキーの動かし方
パラレルターンって一体なんでしょう?
簡単に言えば、、
「両スキーが同じタイミングでターンをする」 です。
いいですか? 両スキーが揃って足がビタッ~とくっついているのがパラレルターンではないのですよ。ターンをしているときに両方のスキーが同じように動いて並行(パラレル)になっているのです。
右スキーと左スキーが 同じタイミングで、 同じ方向に、 動いて、
その結果、
よそから(客観的に)見て両方のスキーが揃っているようにみえる、それが真のパラレルターンなのです。
講釈が過ぎました、、すみません。
シュテムターンとパラレルターンの大きな、そして決定的な違いは?
「内足の動かし方」
すみません、いきなり内足なんて専門用語を使ってしまって。 ターンをしているときの内側の足、スキーを内スキーと業界では呼んでいます。
シュテムターンが出来ているアナタは既に外足、
おっとここでまた専門用語が、、外足とはターンをしている外側の足、スキーのこと、
の回しこみが出来ています。 外足の回しこみがちゃんと出来ていないと左右へのターンが出来ないのです。 と、言う事で外足の回しこみはオーケー。 でもここで内足のことも考えてあげましょう。
シュテムターンのときに、結構外足を大胆に動かしますよね。
でもそのときの内足に注目、、どうですか? あまり、というか全然動いていないですよね。
この動いていない内足くんをなんとかターンのはじめから動かしてやる、、
そして内足がターンのはじめから終わりまで外足と同じタイミングで動いてくれると、、それがパラレルターン。
この内足への意識、そして内スキーの回しこみ、の習得がパラレルへの道なのです。
ここで内足をうまく動かすために効果的な練習方法を、
斜滑降をしながら足踏み
ホッケーストップ後に山足で立つ
斜めスタートで内足を主にしながらの1ターン
またこれらのドリルもとても効果的です。
スキーを脱いでの回しこみ(外足&内足)
スキーを付けての回しこみ(外足&内足) 片足スキー
これらの部分練習を積んで行くと、器用な外側の足(外足)とおなじように内側の足(内足)の事も意識して、考えてあげられるようになると思います。
さて、ターンの最中に内足くんのことも考えられるように余裕をもったら、、
ターンの最初に谷足、 あっすみません、谷足ってわからないですよね。 スキーが横を向いているときに谷側、下にある足を谷足。 山側、上にある足を山足、と呼んでいますが、、、
ここではもう「上の足」「下の足」と呼ばせて頂きます、その方が簡単に分かるのです(せめて私にとっては 笑)
さぁこれから新しいターンに入るぞ!
というときに、下の足(次のターンの内足です、ややこしくてごめんなさい)をちょっと前に出してあげます。
ターンの外側にある外足を動かす前に内側の足をちょっと意識して動かしてあげると、外足ばかり使っていたアナタも内足がうまく意識出来て動かせるようになるでしょう。
既に外足の動きを(無意識にでも)マスターしているアナタにとって、「意識的」に内足をターンの弧に沿って動かすのがパラレルターンの難しさでもあり、また 新しいチャレンジなのです。
その難しさを楽しんでくださいね(笑)
スキーデジタル教本「40才からスキー」からの一部転載です。

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